Panasonicエコキュートエラーコード「H85」が表示された原因と対処法について

エラー対処法

2025.06.11

Panasonicエコキュート　エラーコード「H85」が表示された原因と対処法について

H85エラーコードは、パナソニックのエコキュートで表示されるエラーの一つで、「風呂追いだき熱交換器の異常」を検知した際に発生します。これは、浴槽のお湯を温める「追いだき」機能に関わる部品に問題が発生していることを示しています。

H85エラーが発生する主な原因としては、以下のものが考えられます。

風呂追いだき熱交換器の詰まり: 浴槽の汚れや入浴剤の成分などが蓄積し、熱交換器内部が詰まっている可能性があります。これにより、お湯の循環が悪くなり、正常に熱交換が行えなくなります。
風呂追いだき熱交換器の故障: 熱交換器自体が経年劣化や何らかの理由で損傷している可能性があります。
風呂追いだきポンプの異常: 追いだき時に浴槽のお湯を循環させるポンプに異常（故障、異物混入など）がある場合、お湯が熱交換器にうまく流れず、エラーとなることがあります。
配管の詰まりや漏れ: 追いだき配管（風呂往き・戻り配管）に詰まりや漏れが発生している場合も、正常な循環ができずにエラーが発生します。
水位センサーの異常: 浴槽の水位を正確に検知できないために、追いだき機能が正常に作動しない場合があります。
制御基板の故障: 追いだき機能を制御する基板に異常が発生し、誤った検知をしている可能性も考えられます。

H85エラーが発生した場合、まずは以下の対処法を試してみてください。

電源の入れ直し（リセット）:
- エコキュートのブレーカーを一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」にします。
- これで一時的な誤作動が解消され、エラーが消えることがあります。
風呂アダプター・循環口の清掃:
- 浴槽にある風呂アダプター（追いだき口）のフィルターやカバーを外し、付着した汚れ（湯垢、髪の毛、入浴剤の残りなど）を歯ブラシなどで丁寧に洗い流してください。
- アダプター内部の配管も、可能な範囲で汚れがないか確認します。
- 清掃後、元に戻して再度追いだきを試します。
風呂配管の洗浄（エコキュートの配管洗浄機能があれば）：
- 多くのエコキュートには、風呂配管を自動で洗浄する機能（風呂配管洗浄など）が搭載されています。取扱説明書を確認し、この機能があれば実行してみてください。これにより、配管内の軽微な詰まりが解消されることがあります。

上記の対処法を試してもH85エラーが解消しない場合は、内部部品の故障やより専門的な原因が考えられます。この場合、ご自身での修理は困難であり、感電や水漏れなどの危険を伴うため、必ず専門業者に点検・修理を依頼してください。

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パナソニックエコキュートのエラーコード

エコキュートのエラーコードについて詳しく知りたい場合は、以下のPDFファイルが参考になります。

異常表示一覧表:https://www2.panasonic.biz/ideacontout/TOL/TOL00000007/TOL0000000797_FILE_ecocute_errorcode.pdf

このPDFファイルには、各エラーコードの意味や、考えられる原因、対処方法などが詳しく記載されています。

その他、エコキュートに関する情報を探す方法

エコキュートに関する情報を探す際のポイント

エラーコードを正確に把握する: エラーコードを正確に確認することで、より適切な情報を得ることができます。
機種名や設置年式を伝える: エコキュートの機種名や設置年式を伝えることで、よりピンポイントな情報を得ることができます。
症状を詳しく説明する: エラーコードだけでなく、どのような状況でエラーが発生したか、どのような症状が出ているかなどを詳しく説明することで、より的確なアドバイスを受けることができます。

ご自身で解決できない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。

さらに詳しい情報が必要な場合は、以下のような情報を教えていただけると、より的確なアドバイスができます。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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免責事項: この情報は、一般的な情報提供を目的としたものであり、個々の状況に合わせたアドバイスではありません。正確な情報や適切な対応については、必ずパナソニックお客様ご相談センターまたは専門業者にご相談ください。