Panasonicエコキュート エラーコード「H69」が表示された原因と対処法について - エコワン岡山店

パナソニックエコキュートの「H69」エラーコードは、**「貯湯ユニットとヒートポンプユニット間の通信異常」**を示しています。これは、エコキュートを構成する主要な2つのユニット、すなわちお湯を貯める「貯湯ユニット」と、空気中の熱を利用してお湯を沸かす「ヒートポンプユニット」の間で、何らかの原因によりデータのやり取りが正常に行えていない状態を意味します。

エラーの原因

H69エラーが発生する主な原因としては、以下のものが考えられます。

1. 通信ケーブルの不具合:

   • 断線・破損: ユニット間をつなぐ通信ケーブルが物理的に損傷している。
   • 接続不良: ケーブルのコネクタ部分が緩んでいたり、抜けていたりする。
   • 劣化: 長年の使用により、ケーブル自体の劣化が進んでいる。
   • ねずみなどによるかじり: 稀に、ケーブルが動物によって損傷を受けるケースもあります。

2. 基板の故障:

   • 貯湯ユニット側またはヒートポンプユニット側の制御基板の故障: 通信を制御する基板自体に異常が生じている場合。

3. 外部からの影響:

   • 落雷による影響: 雷サージなどにより、通信回路が損傷することがあります。
   • 近くでの電波干渉: 非常に稀ですが、強力な電波を発する機器が近くにある場合、通信に影響を与える可能性も考えられます。

対処法

H69エラーが発生した場合、ご自身で試せる一般的な対処法は以下の通りです。

1. エコキュートの電源リセット:

   • エコキュートの電源ブレーカーを「OFF」にし、数分間待ってから「ON」に戻します。一時的な通信エラーであれば、これで解消することがあります。ブレーカーの位置は、通常、分電盤内か、エコキュートの近くに設置されています。

2. 接続ケーブルの目視確認:

   • 可能であれば、貯湯ユニットとヒートポンプユニット間の通信ケーブルが、目視で損傷していないか、コネクタがしっかりと差し込まれているかを確認してください。ただし、屋外の作業となるため、安全には十分注意してください。無理な作業は行わないでください。

専門業者への依頼が必要なケース

上記の対処法を試してもH69エラーが解消されない場合は、内部的な部品の故障や専門的な知識・工具が必要となるため、必ず専門業者に点検・修理を依頼してください。

専門業者が行う可能性のある処置は以下の通りです。

• 通信ケーブルの導通チェック・交換: ケーブルが正常に機能しているか確認し、必要であれば交換します。
• 各ユニットの基板診断・交換: 貯湯ユニット側、またはヒートポンプユニット側の通信に関わる基板に異常がないか診断し、故障していれば交換します。

その他

• 保証期間の確認: ご使用のエコキュートが保証期間内であれば、修理費用が無償となる場合があります。購入時の保証書をご確認ください。
• 設置状況の確認: 設置から年数が経過している場合、経年劣化による不具合の可能性も高くなります。
• 落雷後の発生: 落雷後にこのエラーが出た場合は、雷サージプロテクタの有無や状態も確認してもらうと良いでしょう。

H69エラーは、エコキュートの運転に不可欠な通信に関するエラーであるため、放置するとお湯が使えなくなったり、さらに大きな故障につながる可能性があります。ご自身での無理な修理は絶対に避け、早めに専門業者へ相談してください。

ご不明な点があれば、パナソニックのお客様サポート窓口や、エコキュートの修理業者にご相談ください。

Panasonic修理ご相談窓口

フリーダイヤル　0120-872-150

パナソニック エコキュートのエラーコード

エコキュートのエラーコードについて詳しく知りたい場合は、以下のPDFファイルが参考になります。

• 異常表示一覧表:https://www2.panasonic.biz/ideacontout/TOL/TOL00000007/TOL0000000797_FILE_ecocute_errorcode.pdf

このPDFファイルには、各エラーコードの意味や、考えられる原因、対処方法などが詳しく記載されています。

その他、エコキュートに関する情報を探す方法

• パナソニックお客様ご相談センターへ問い合わせ: お手持ちのエコキュートの機種名やエラーコードを伝えて、詳しい状況について問い合わせてみましょう。
• 家電量販店や設置業者に相談: 購入店や設置業者に相談することで、より具体的なアドバイスを受けることができます。

エコキュートに関する情報を探す際のポイント

• エラーコードを正確に把握する: エラーコードを正確に確認することで、より適切な情報を得ることができます。
• 機種名や設置年式を伝える: エコキュートの機種名や設置年式を伝えることで、よりピンポイントな情報を得ることができます。
• 症状を詳しく説明する: エラーコードだけでなく、どのような状況でエラーが発生したか、どのような症状が出ているかなどを詳しく説明することで、より的確なアドバイスを受けることができます。

ご自身で解決できない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。

さらに詳しい情報が必要な場合は、以下のような情報を教えていただけると、より的確なアドバイスができます。

• お使いのエコキュートの機種名:
• 発生しているエラーコード:
• エラーが発生した時の状況:

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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免責事項: この情報は、一般的な情報提供を目的としたものであり、個々の状況に合わせたアドバイスではありません。正確な情報や適切な対応については、必ずパナソニックお客様ご相談センターまたは専門業者にご相談ください。