三菱エコキュート エラーコード「C06」が表示された原因と対処法について - エコワン岡山店

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エラー対処法

2024.08.16

三菱エコキュート エラーコード「C06」が表示された原因と対処法について

三菱エコキュートのC06エラーは、冷媒圧力の異常を示しています。エコキュートは、冷媒を循環させて外気から熱を取り込むヒートポンプ技術を使用していますが、その冷媒の圧力に異常が発生するとC06エラーが表示されます。このエラーは、冷媒の高圧または低圧異常を感知した際に起こるため、システム全体に影響を及ぼす可能性があり、早急な対処が必要です。

C06エラーの原因

  1. 冷媒ガスの不足または過充填 冷媒ガスの量が適正でないと、圧力が異常を示すことがあります。ガスが不足している場合、冷媒サイクルが正常に機能せず、圧力が低下します。逆に、冷媒ガスが過充填されている場合には圧力が上昇し、C06エラーが発生することがあります。
  2. 冷媒漏れ 冷媒が漏れると、システムの圧力が低下し、ヒートポンプが正常に動作できなくなります。配管や接続部に漏れが生じていると、冷媒が減少し、圧力が低下してC06エラーを引き起こす原因となります。
  3. コンプレッサーの不具合 冷媒を循環させるコンプレッサーが正常に作動していない場合、冷媒圧力が異常値となることがあります。コンプレッサー内部の故障や摩耗によって、冷媒の流れが制御できず、圧力が安定しなくなることがあります。
  4. 冷媒配管の詰まりや汚れ 冷媒が流れる配管に汚れや異物が詰まると、冷媒の流れが妨げられ、圧力が異常になることがあります。特にフィルターや熱交換器に汚れが溜まっていると、圧力バランスが崩れ、エラーが発生します。
  5. 圧力センサーの不具合 冷媒の圧力を監視している圧力センサーが故障している場合、実際には問題がなくても誤った圧力異常を感知し、C06エラーを表示することがあります。

C06エラーの対処法

  1. エコキュートのリセット まず、エコキュートの電源を一度切り、数分待ってから再び電源を入れてリセットを試みます。これにより、一時的なシステムエラーが解消されることがあります。リセット後もエラーが継続する場合は、他の原因を確認する必要があります。
  2. 冷媒ガスの量を確認する 冷媒ガスの量が適切かどうかを確認します。冷媒が不足している場合や過充填されている場合、適切な量に調整する必要があります。冷媒の確認や充填は専門業者でしか行えないため、サポートセンターや修理業者に依頼するのが一般的です。
  3. 冷媒漏れの点検 冷媒漏れが原因で圧力が低下している可能性があるため、配管や接続部を点検します。冷媒漏れが確認された場合は、早急に修理を行い、漏れを修正する必要があります。これも専門業者に依頼する作業となります。
  4. コンプレッサーの点検と修理 コンプレッサーが故障している場合、冷媒の圧力が適切に保てないため、修理または交換が必要です。異常な音がする場合や、運転がスムーズでない場合はコンプレッサーが原因である可能性が高いです。この場合も専門業者に連絡して対応してもらう必要があります。
  5. フィルターや配管の清掃 冷媒配管やフィルターに汚れが溜まっている場合、清掃を行うことで冷媒の流れが改善し、圧力が安定することがあります。エコキュートの取扱説明書に従って、フィルターや配管の定期的なメンテナンスを行うことが重要です。
  6. 圧力センサーの点検 圧力センサーが正常に動作しているかどうかも確認します。センサーの誤動作が原因の場合、交換が必要です。これも専門業者に依頼してセンサーを点検・交換してもらいます。

まとめ

C06エラーは、冷媒圧力の異常が原因で発生します。冷媒ガスの不足や過充填、冷媒漏れ、コンプレッサーや圧力センサーの不具合が考えられます。最初にエコキュートのリセットを試み、それでも解消されない場合は、冷媒ガスや配管、コンプレッサーの点検を行い、必要に応じて専門業者に修理やメンテナンスを依頼することが推奨されます。定期的なメンテナンスによって、エコキュートの冷媒システムを適切に保つことがトラブル防止に繋がります。

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