三菱エコキュート エラーコード「E22」が表示された原因と対処法について - エコワン岡山店

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エラー対処法

2024.08.13

三菱エコキュート エラーコード「E22」が表示された原因と対処法について

三菱エコキュートのE22エラーは、ヒートポンプの過熱異常を示すエラーです。このエラーは、ヒートポンプが正常に機能せず、設定温度に達することができない場合や、温度センサーが異常を検知した場合に表示されます。E22エラーが発生すると、給湯ができなくなったり、システムが停止したりすることがありますので、迅速な対処が必要です。

E22エラーの原因

  1. 温度センサーの異常 ヒートポンプには温度センサーが取り付けられており、周囲の温度や水温を監視しています。このセンサーが故障または誤動作を起こすと、実際の温度と異なるデータを送信し、過熱異常として認識されます。
  2. 冷媒の不足 ヒートポンプシステム内の冷媒が不足している場合、圧力が正常に維持されず、過熱が発生することがあります。冷媒の不足は、漏れや配管の損傷などが原因で起こります。冷媒が不足すると、ヒートポンプは効率的に動作できず、エラーが発生します。
  3. 冷却フィンの詰まり ヒートポンプの冷却フィンに汚れやゴミが詰まっていると、熱交換が効率的に行えなくなります。これにより、ヒートポンプ内部の温度が上昇し、過熱異常が引き起こされます。定期的な清掃が重要です。
  4. コンプレッサーの不具合 コンプレッサーが正常に動作しない場合、冷媒の循環が悪くなり、温度が異常に上昇することがあります。コンプレッサーの摩耗や故障が原因でエラーが発生することもあります。
  5. 制御基板の異常 エコキュートの制御基板が正常に機能しない場合、温度の管理が適切に行えず、過熱を引き起こすことがあります。この場合、基板自体の故障や設定ミスが原因です。

E22エラーの対処法

  1. 電源リセット 最初に行うべき対処法は、エコキュートの電源を一度切り、数分待ってから再度電源を入れるリセット操作です。この操作により、システムの一時的な不具合が解消されることがあります。リセット後にエラーが消えれば問題ありませんが、再発する場合はさらなる調査が必要です。
  2. 温度センサーの確認 温度センサーが正常に機能しているか確認します。異常が見られた場合、センサーの点検や交換が必要です。専門業者による点検をお勧めします。
  3. 冷媒の確認 冷媒の不足が疑われる場合は、専門業者に依頼して冷媒の量を確認し、必要に応じて補充します。冷媒の漏れがある場合は、早急に修理が必要です。
  4. 冷却フィンの清掃 ヒートポンプの冷却フィンに汚れやゴミが詰まっている場合は、適切に清掃します。冷却フィンの詰まりは熱交換を妨げるため、定期的なメンテナンスが重要です。
  5. コンプレッサーの点検 コンプレッサーに異常がある場合は、専門業者による点検と修理が必要です。コンプレッサーはエコキュートの心臓部であり、正常に動作することが求められます。
  6. 制御基板の点検 制御基板に問題がある場合は、専門業者による点検を受けることが重要です。基板の不具合は、システム全体に影響を及ぼすため、必要に応じて交換や修理が求められます。

まとめ

三菱エコキュートのE22エラーは、ヒートポンプの過熱異常によって発生します。主な原因としては、温度センサーの異常、冷媒の不足、冷却フィンの詰まり、コンプレッサーの不具合、制御基板の異常が考えられます。対処法としては、電源リセット、温度センサーや冷媒の確認、冷却フィンの清掃、コンプレッサーと制御基板の点検が有効です。エラーが解消しない場合は、専門業者に依頼し、システムの詳細な点検と必要な修理を行うことが重要です。定期的なメンテナンスを行うことで、エラーの発生を未然に防ぐことが可能です。

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