コロナエコキュート エラーコード「H44」が表示された原因と対処法について - エコワン岡山店

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エラー対処法

2025.12.22

コロナエコキュート エラーコード「H44」が表示された原因と対処法について

H44エラーの原因

「H44」エラーは、一言で言うと**「ヒートポンプユニットの外気温サーミスタ(温度センサー)の異常」**を指します。

エコキュートの屋外設置ユニット(ヒートポンプ)は、外気の温度を検知して効率よくお湯を沸かす仕組みになっています。この外気温を測るセンサー(サーミスタ)が故障したり、正常な数値を制御基板に送れなくなったりすると、このエラーが表示されます。

具体的には以下の原因が考えられます。

  1. 外気温サーミスタの故障: 経年劣化によるセンサーの断線やショート。

  2. コネクタの接触不良: センサーと制御基板を繋ぐ端子が抜けている、または腐食している。

  3. 制御基板の故障: センサーからの信号を受け取るヒートポンプ内の基板そのものの不具合。

  4. 外部環境の影響: ヒートポンプの周囲に雪が積もっている、または障害物で空気の流れが遮られ、一時的に異常な温度を検知した。


対処法

このエラーは電気系統の部品故障が疑われるため、基本的には専門業者による修理が必要なケースが多いですが、まずは以下の手順を確認してください。

1. ヒートポンプ周囲の確認

ヒートポンプユニット(エアコンの室外機のようなもの)の周囲に、吸込口や吹出口を塞ぐ障害物がないか確認してください。特に冬場は、積雪によってセンサーが異常を検知することがあります。雪がある場合は除雪してください。

2. 電源のリセット(一時的な復旧)

一時的なシステムエラーであれば、リセットで解消することがあります。

  • エコキュート専用の**ブレーカーを一度「OFF」**にします。

  • 約1分待ってから、再度**「ON」**にします。

  • これでエラーが消え、正常にお湯が沸き始めるか確認してください。

    • ※頻繁に再発する場合は、部品の劣化が進んでいるサインです。無理に使用を続けず点検を依頼してください。

3. 修理を依頼する

リセットしても直らない場合は、センサーや基板の交換が必要です。ご自身で分解して修理するのは、感電やさらなる故障の恐れがあり大変危険ですので、必ずプロに任せましょう。


修理の目安と連絡先

  • 修理内容: ほとんどの場合、外気温サーミスタの交換、またはヒートポンプ制御基板の交換となります。

  • 費用目安: センサー交換のみなら1.5万〜2.5万円程度、基板交換が伴う場合は3万〜5万円程度になることがあります(出張費含む)。

  • 保証の確認: 設置から5年以内(あるいは延長保証加入中)であれば、無償で修理できる可能性があります。保証書を確認してください。

 

コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)

  • フリーダイヤル: 0120-919-302
  • 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992

受付時間: 24時間・365日

インターネット修理依頼:

その他お問い合わせ:

  • コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)

エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。

ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。

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