エラー対処法
2025.12.18コロナエコキュート エラーコード「H41」が表示された原因と対処法について
コロナエコキュートのH41エラーは、**ヒートポンプユニットの高圧異常(冷媒圧力異常)**を示すエラーコードです。主に冷媒回路内の圧力が規定値を超えた場合や、圧力を正しく検知できない場合に表示されます。安全装置が作動して運転を停止するため、原因を把握し適切に対処することが重要です。
H41エラーの主な原因
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室外機(ヒートポンプユニット)の通風不良
吸込口・吹出口が落ち葉やゴミ、雪などで塞がれていると、放熱ができず冷媒圧力が上昇します。壁との距離不足や物置の近接設置も原因になります。 -
外気温・設置環境の影響
真夏の高外気温、直射日光が当たる設置環境では、冷媒温度が上がりやすく高圧異常が発生しやすくなります。 -
冷媒量の異常(過充填・不足)
施工時の冷媒量不良や、経年による冷媒漏れがあると、圧力制御がうまくいかずH41エラーにつながります。 -
熱交換器の汚れ
室外機内部の熱交換器にホコリや汚れが付着すると放熱効率が低下し、圧力上昇の原因になります。 -
圧力センサー・制御基板の不具合
実際には異常がなくても、圧力センサーや制御基板の故障により誤検知するケースもあります。
H41エラーの対処法
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電源リセットを行う
ブレーカーまたは本体電源を一度切り、5分ほど待ってから再投入します。一時的な制御エラーであれば、これで復旧する場合があります。 -
室外機周辺の確認と清掃
吸込口・吹出口の前に障害物がないか確認し、落ち葉やゴミを取り除きます。周囲に十分なスペース(前方・側方)が確保されているかも確認してください。 -
直射日光・高温対策
直射日光が当たる場合は、通気を妨げない日よけを設置すると効果的です。ただし、完全に囲うのは逆効果なので注意が必要です。 -
運転状況の見直し
連続した大量使用や、設定温度が極端に高い場合は負荷が増します。一度使用を控え、状況が改善するか確認します。 -
改善しない場合は専門業者へ連絡
冷媒量の点検・補充、熱交換器内部清掃、センサーや基板の点検は専門知識が必要です。H41が頻発する場合は、早めにメーカーまたは施工業者へ相談してください。
まとめ
コロナエコキュートのH41エラーは、高圧異常により安全停止している状態で、通風不良・高温環境・冷媒異常が主な原因です。まずは電源リセットと室外機周辺の確認を行い、それでも改善しない場合は専門業者による点検が不可欠です。放置すると他部品への負担が増えるため、早期対応を心がけましょう。
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エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
