コロナエコキュート エラーコード「H32」が表示された原因と対処法について - エコワン岡山店

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2025.12.11

コロナエコキュート エラーコード「H32」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート エラーコード「H32」の原因と対処法

CORONAエコキュートのエラーコード「H32」は、主に給水ポンプ(給湯ポンプ)の作動異常を検知した場合に表示されます。

このポンプは、エコキュートがお湯を沸かす際や、設定温度のお湯を供給する際に、水を循環させるために重要な役割を担っています。このポンプが正常に動作しないと、効率的な沸き上げや安定した給湯ができなくなります。

考えられる原因

「H32」エラーが発生する主な原因としては、以下のものが挙げられます。

  1. ポンプの故障・焼き付き:

    • 長期間の使用によるポンプ内部の摩耗や劣化、異物の噛み込みなどにより、ポンプ自体が故障し、回転できなくなっている(焼き付き)可能性があります。

  2. ポンプの電源・配線異常:

    • 給湯ポンプに電力を供給する配線が断線している、または接続部が緩んでいるなどの電気的な問題が発生している可能性があります。

  3. 異物の詰まり・循環不良:

    • ポンプの吸い込み口や配管内に異物(スケール、サビなど)が詰まり、水が流れずポンプに負荷がかかっている可能性があります。

  4. 制御基板の故障:

    • ポンプの運転を制御する基板に異常が発生し、誤った運転信号を出している、またはポンプの異常を誤検知している可能性があります。

対処法

「H32」エラーは、ポンプや電気系統の異常を示すため、お客様ご自身で完全に解決できるケースは少ないですが、以下の簡単な確認とリセットを試みてください。

  1. エコキュートの電源リセットを試す:

    • エコキュート専用のブレーカーを**一度「OFF」にし、約10秒から数分待ってから再度「ON」**に戻します。これにより、一時的な電気的な誤動作やエラーがリセットされることがあります。

    • リセット後、エラーが消え、給湯運転が再開されるか確認してください。

  2. エコキュート本体の設置場所を確認する:

    • ヒートポンプユニット(室外機)や貯湯タンク周辺に、異常な水漏れや、ポンプ作動時に異音(大きな振動音、ガリガリ音など)がないか確認します。異音がある場合は、ポンプの機械的な故障の可能性が高いです。

それでもエラーが解消しない場合

電源リセットを試しても「H32」エラーが解消しない場合や、異音が確認できる場合は、内部部品(給湯ポンプなど)の交換が必要な可能性が非常に高いため、専門業者による点検・修理が必要です。

絶対にご自身で分解や修理を試みないでください。感電や故障の悪化につながる危険があります。

専門業者への依頼

速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡し、修理を依頼してください。

コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)

  • フリーダイヤル: 0120-919-302
  • 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992

受付時間: 24時間・365日

インターネット修理依頼:

その他お問い合わせ:

  • コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)

エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。

ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。

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