エラー対処法
2025.12.08コロナエコキュート エラーコード「H31」が表示された原因と対処法について
CORONAエコキュート エラーコード「H31」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「H31」は、主に**ヒートポンプユニットの漏れ電流異常(過電流検知)**を示しています。これは、ヒートポンプユニット内で通常流れるべき電流とは異なる、異常に大きな電流(漏れ電流)が検知された状態です。
考えられる原因
ヒートポンプユニットは、エコキュートの心臓部であり、室外に設置されています。「H31」エラーが発生する主な原因としては、以下のものが挙げられます。
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ヒートポンプユニット内の電気部品の故障:
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コンプレッサーの故障: 圧縮機(コンプレッサー)の絶縁不良や故障が発生すると、大きな漏れ電流が発生することがあります。
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インバーター基板(制御基板)の故障: ユニット内の電流を制御する基板に異常が生じ、過電流が流れる場合があります。
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ファンモーターの故障: ファンモーターの絶縁不良などによって漏れ電流が発生することがあります。
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配線や接続部の不具合:
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配線のショート(短絡): ユニット内部や、ユニットと貯湯タンクをつなぐ配線が損傷し、ショートしている可能性があります。
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配線接続部の水濡れや腐食: 外部環境の影響で配線接続部に水が入り込んだり、腐食したりして、異常な電流が流れる原因になることがあります。
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外部環境の影響(稀なケース):
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ヒートポンプユニットへの浸水: 台風や大雨などにより、ユニット内に大量の水が浸入し、電気部品が濡れた場合に発生することがあります。
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対処法
「H31」エラーは、ヒートポンプユニットというエコキュートの主要な電気部品に関わる重大なエラーであり、お客様ご自身での対処は非常に危険です。 感電や故障の悪化につながるため、絶対に内部を触ったり分解したりしないでください。
行うべき対処は、以下の手順のみです。
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エコキュートの電源リセットを試す:
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エコキュート専用の**ブレーカー(通常は分電盤内)を「OFF」**にします。
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数分間(5分程度)待ってから、再度ブレーカーを**「ON」**に戻します。
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これにより、一時的な誤作動がリセットされ、エラーが解消されることがあります。
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エラーが解消しない場合は、直ちに専門業者に連絡する:
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電源リセット後もすぐにエラーが再表示される、または解消しない場合は、故障と判断し、お買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して点検・修理を依頼してください。
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専門業者への連絡時に伝えること
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**エラーコード「H31」**が表示されていること
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エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
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エラーが表示された状況(例:急に発生した、雨が降った後など)
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試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった)
その他
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保証期間の確認: ヒートポンプユニットは、通常、本体よりも長い期間のメーカー保証が設定されていることがあります(例:3年または5年)。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。
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使用年数: エコキュートの使用年数が長い(一般的に10年超)場合は、修理費用と新しいエコキュートへの交換費用を比較検討することをおすすめします。
「H31」エラーは、重大な電気系統の故障の可能性が高いため、安全のためにもご自身での判断や作業は避け、速やかに専門家による診断を受けてください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
