エラー対処法
2025.11.10コロナエコキュート エラーコード「H24」が表示された原因と対処法について
CORONAエコキュート「H24」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「H24」は、主にヒートポンプユニット側の異常を示しており、具体的にはヒートポンプユニットの漏水またはヒートポンプ内の圧力センサーの異常を検知した場合に表示されます。
このエラーは、沸き上げを行うヒートポンプユニットの心臓部に関わる異常であり、お湯が沸かせなくなる原因となります。
考えられる主な原因
- ヒートポンプユニット内部の漏水:
- ユニット内部の配管や部品に亀裂が生じ、水が漏れている可能性があります。漏水により、内部の圧力やセンサーに異常が生じます。
- 圧力センサーの故障:
- ヒートポンプ内部の冷媒ガスの圧力を検知するセンサー(高圧または低圧)が故障し、誤った圧力値を検知している可能性があります。
- ヒートポンプユニットの制御基板の故障:
- センサーからの信号を処理する制御基板に異常が発生し、正しい信号を読み取れていない可能性があります。
- 配管の詰まりや凍結:
- 稀なケースですが、ヒートポンプユニットと貯湯タンク間の配管が詰まったり、凍結したりしている場合、内部の圧力バランスが崩れてエラーを発生させることがあります。
対処法
「H24」エラーは、ヒートポンプユニット内部の専門的な異常を示すため、お客様ご自身で解決できるケースは極めて少ないです。無理に触ると危険な場合もあるため、以下の手順で専門業者に連絡してください。
- ヒートポンプユニット周辺の確認:
- ユニットの周りに水が漏れている形跡がないか目視で確認してください。大量の漏水がある場合は、給水元栓を閉めるなどの緊急措置が必要になることがあります。
- エコキュートの電源リセットを試す(一時的なリセット):
- エコキュートのブレーカーを一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。これにより、一時的な電気的エラーが解消されることが稀にあります。
- 注意: この方法でエラーが消えても、根本原因が解消されていない場合はすぐに再発します。
- 専門業者に点検・修理を依頼する:
- 電源リセット後もエラーが解消されない場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。ヒートポンプユニット内部の修理・部品交換が必要になります。
専門業者への連絡時に伝えること
- **エラーコード「H24」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載)
- エラーが表示された時期と状況(例:いつから、屋外ユニットの下が濡れている、など)
- 試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
