エラー対処法
2025.10.18コロナエコキュート エラーコード「H08」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート エラーコード「H08」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「H08」は、主にヒートポンプユニットと貯湯ユニット間の通信異常を示しています。
ヒートポンプユニット(室外機)と貯湯ユニット(屋内にあるタンク)は、ケーブルで接続されており、お湯を沸かすための様々な情報を常にやり取りしています。「H08」エラーは、この重要な情報伝達が何らかの原因で途絶えている状態を検知したことを意味します。
考えられる原因
「H08」エラーが発生する主な原因としては、以下のものが挙げられます。
- 通信ケーブルの接続不良:
- ケーブルのコネクタが緩んでいる、または正しく接続されていない。
- 施工時のミスや、地震などの外的要因により接続が外れたり緩んだりした。
- 通信ケーブルの断線・損傷:
- ケーブル自体がネズミなどの小動物に噛まれたり、経年劣化で被覆が破れたりして断線している。
- 屋外での設置環境により、ケーブルが物理的に損傷した。
- ヒートポンプユニットまたは貯湯ユニットの制御基板の故障:
- 通信を司るいずれかのユニット側の制御基板が故障し、正常に信号を送受信できなくなっている。
- 一時的な通信エラー:
- 雷やノイズなど、一時的な電気的な影響で通信が乱れた。
対処法
「H08」エラーは、内部の基板や配線に関わるエラーであるため、お客様ご自身で解決できる可能性は低いです。安全のためにも、専門業者に点検・修理を依頼することをおすすめしますが、まずは以下のリセット操作をお試しください。
- エコキュートの電源リセットを試す:
- エコキュート専用のブレーカー(通常、分電盤内またはエコキュート近くのBOX内)を「OFF」にします。
- そのまま10分程度待ちます。
- 再度ブレーカーを「ON」に戻します。
- リモコンのエラー表示が消え、正常に運転を再開するか確認してください。
- ※この作業でエラーが解消すれば、一時的な誤作動だった可能性が高いです。
- 専門業者に点検・修理を依頼する:
- 電源リセットを行ってもエラーが解消しない、またはすぐに再発する場合は、必ず専門業者に連絡してください。
- お買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに依頼します。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな修理受付のために、以下の情報を伝えてください。
- **エラーコード「H08」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載)
- エラー発生時の状況(例:リセットしても直らない、いつから表示されたか、など)
その他
- 絶対に自己分解はしないでください: ヒートポンプユニットや貯湯ユニットのカバーを自分で開けて配線を確認するなどの行為は、感電や故障の悪化につながる非常に危険な行為です。
- 保証期間の確認: 保証期間内であれば、無償修理の対象となる可能性がありますので、保証書をご確認ください。
「H08」エラーは、エコキュートの心臓部とも言えるヒートポンプの異常に関わるため、放置せず迅速に専門家に対応を依頼してください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。