エラー対処法
2025.10.10コロナエコキュート エラーコード「H03」が表示された原因と対処法について
CORONAエコキュート エラーコード「H03」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「H03」は、主にヒートポンプユニットからの通信異常を検知した場合に表示されます。
これは、貯湯タンクと屋外に設置されているヒートポンプユニット（熱を作り出す機械）との間で、電気的な信号のやり取り（通信）が正常に行えていない状態を示しています。
考えられる原因
- 通信線の断線・接触不良:
- 貯湯タンクとヒートポンプユニットを繋ぐ通信ケーブルが、外部からの衝撃や劣化、ネズミなどの小動物による齧りによって断線している。
- ケーブルのコネクタ（接続部）が緩んでいたり、接触不良を起こしていたりする。
- 接続端子の錆や腐食。
- ヒートポンプユニット側または貯湯タンク側の制御基板の故障:
- 通信信号を送り出したり受け取ったりする役割を持つ、どちらかのユニットの制御基板が故障している。
- 一時的な通信エラー:
- 雷などの外的要因や、周辺の電波干渉などにより、一時的に通信が途絶えた。
- 電源の供給異常:
- 稀に、ヒートポンプユニット側の電源に問題が発生している場合も、通信異常として検知されることがあります。
対処法
「H03」エラーは、お客様ご自身で解決できる可能性が低いエラーです。通信系のトラブルは内部の配線や基板に関わるため、専門業者に点検を依頼する必要があります。
まずは以下の簡単なリセット作業を試みてください。
- エコキュートの電源リセットを試す:
- エコキュート専用のブレーカー（通常は分電盤内、またはエコキュート本体近くのBOX内）を**「OFF」**にします。
- そのまま5分以上待ちます。（これにより内部の電気的な情報がリセットされます）
- 再度ブレーカーを**「ON」**に戻します。
- リモコンにエラー表示がなくなったか確認します。
- 配線（外観）の確認（可能であれば）:
- ヒートポンプユニット（室外機）と貯湯タンクを繋いでいる配線（通信線）に、目立った損傷や断線がないか、ご自身で確認できる範囲で見てみましょう。ただし、絶対に配線に触れたり、分解したりしないでください。
それでもエラーが解消しない場合
電源リセットを試してもエラーがすぐに再発する場合や、エラー表示が消えない場合は、内部の故障が考えられます。速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル（全国共通番号）
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00～17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
