エラー対処法
2025.09.27コロナエコキュート エラーコード「E48」が表示された原因と対処法について
CORONAエコキュート「E48」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「E48」は、主に通信仕様不適合検知を示しています。
これは、エコキュート本体(貯湯ユニット)と、熱を作るヒートポンプユニットの間での通信に何らかの異常があることを示しています。特に、仕様の異なる機種が接続されているなど、本来組み合わせてはいけない機器が接続されている場合に発生するエラーです。
考えられる原因
- 通信仕様不適合検知:
- 貯湯ユニットとヒートポンプユニットの機種の組み合わせが、本来適合しないものである(例:異なるシリーズや年式のユニットが接続されている)。これは、設置時や修理時に不適切なユニットが取り付けられた場合に発生します。
- 制御基板の故障: ユニット間の通信を制御している基板が故障し、正常な通信が行えていない。
- 通信ケーブルの異常: ユニット間をつなぐ通信ケーブルが断線している、または接続が緩んでいる。
- ノイズなどの一時的な通信障害: ごく稀に、外部からの電気的なノイズなどにより一時的に通信が途切れることがあります。
対処法
「E48」エラーは、機器の組み合わせや電気系統の根本的な問題を示すことが多く、お客様ご自身での解決は非常に困難です。安全のためにも、以下の手順で専門業者に連絡してください。
- 電源リセットを試す(一時的な障害の場合):
- エコキュート専用の**ブレーカーを「OFF」**にし、**5分程度待ってから再度「ON」**に戻します。
- これにより、一時的な通信障害や制御基板の誤作動がリセットされることがあります。
- リセット後にエラーが消え、正常に動作すれば問題ありません。
- 専門業者に点検・修理を依頼する:
- 電源リセットを試してもエラーが解消されない場合は、お買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
- 特に、設置後にすぐこのエラーが出た場合は、機種の組み合わせが不適合である可能性が高く、施工業者に確認してもらう必要があります。
専門業者への連絡時に伝えること
- エラーコード「E48」が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載)
- エラーが表示された時期(設置後すぐか、ある程度使用してからか)
- 試した対処法(例:ブレーカーのリセット)
注意事項
- ご自身での分解や修理は絶対にしないでください。 電気系統のトラブルや、機種の組み合わせに関する問題は、感電や故障の悪化につながる非常に危険な行為です。
- **機種不適合が原因の場合、**適切なユニットへの交換が必要になる可能性があります。
「E48」エラーが表示されたら、まずは電源リセットを試みた後、速やかに専門業者へ相談してください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
