エラー対処法
2025.09.24コロナエコキュート エラーコード「E45」が表示された原因と対処法について
CORONAエコキュート エラーコード「E45」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「E45」は、**「HP(ヒートポンプ)給水温サーミスタの異常」**を検知した場合に表示されます。
ヒートポンプ給水温サーミスタとは、ヒートポンプユニットに流れ込む水道水の温度を検知するセンサーです。このセンサーが正常に機能しないと、ヒートポンプが効率的にお湯を沸かすための正確な情報を得られず、エコキュート全体の動作に支障をきたすため、エラーが表示されます。
考えられる主な原因
- サーミスタ(センサー)自体の故障:
- 経年劣化によるセンサーの破損や内部の断線。
- 温度を正確に感知できなくなり、誤った信号を送っている。
- 配線の接続不良:
- サーミスタとヒートポンプユニット本体を繋ぐ配線が、何らかの原因で外れている、緩んでいる、または断線している。
- 接続部分に水滴やサビが付着して接触が悪くなっている。
- 制御基板の故障:
- サーミスタからの信号を受け取るヒートポンプユニットの制御基板に異常が生じている。
お客様ご自身でできる対処法
「E45」エラーは、基本的にお客様ご自身で解決できるケースは非常に稀です。これは、ヒートポンプユニット内部の専門的な部品の故障を示すエラーコードだからです。
ただし、一時的なシステムエラーの可能性もゼロではないため、以下の簡単な手順を試してから、専門業者に連絡することをおすすめします。
- エコキュートの電源リセット:
- まず、エコキュート専用のブレーカーを「OFF」にします。
- 10分ほど待ってから、再度ブレーカーを「ON」に戻します。
- これでエラー表示が消え、通常通りにお湯が使えるようになれば、一時的な電気的エラーだった可能性が高いです。
- ヒートポンプユニット周辺の確認:
- 寒冷地にお住まいの場合は、ヒートポンプユニット周辺の配管が凍結していないか確認してください。凍結が原因で水が流れず、エラーが出ることが稀にあります。
- ユニット周辺に水漏れの痕跡がないか確認するのも有効です。
対処を試してもエラーが解消しない場合
上記の電源リセットを試してもエラーが再表示される場合は、ヒートポンプ給水温サーミスタ自体の交換や、その他の内部部品の修理が必要となります。
この場合、お客様ご自身での分解や修理は感電や故障の悪化につながる非常に危険な行為です。速やかに専門業者に連絡して、点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。
- **エラーコード「E45」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクやヒートポンプユニットに貼付されているシールに記載)
- エラーが表示された時期と状況(例:いつから、お湯を使おうとしたら、など)
- ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)
まとめ
CORONAエコキュートのエラーコード「E45」は、ヒートポンプ給水温サーミスタの異常を示す専門的なエラーです。一時的な不具合を除き、ほとんどの場合で部品交換が必要になります。安全のため、お客様ご自身での修理は絶対に避け、必ずコロナサービスセンターや販売店に相談してください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
