コロナエコキュート エラーコード「E43」が表示された原因と対処法について - エコワン岡山店

お問い合わせ

エラー対処法

2025.09.20

コロナエコキュート エラーコード「E43」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュートのエラーコード「E43」は、中温水サーミスタの故障を検知した場合に表示されます。

 

中温水サーミスタとは

 

中温水サーミスタは、エコキュートの内部にある重要な温度センサーの一つです。主に、貯湯タンクから給湯されるお湯の温度を正確に測定し、設定した温度になるように水を混ぜる役割を担っています。このサーミスタが故障すると、正確な温度検知ができなくなり、お湯の温度が不安定になったり、給湯自体ができなくなったりすることがあります。

 

考えられる原因

 

  • サーミスタ自体の故障:
    • 経年劣化によるセンサーの精度低下や、内部の断線、ショートなどが原因で、センサー自体が正常に機能しなくなっている可能性があります。
  • 配線の不良:
    • 中温水サーミスタと制御基板を繋ぐ配線が断線していたり、接続部分が緩んでいたりする場合があります。
  • 制御基板の故障:
    • サーミスタからの信号を受け取るエコキュート本体の制御基板に異常が発生している可能性も考えられます。

 

対処法

 

「E43」エラーは、基本的にお客様ご自身で解決できる可能性が低いエラーです。センサーや内部配線など、専門知識と工具が必要な部品の異常を示すため、無理に自分で対処しようとすると、かえって故障が悪化したり、感電のリスクがあったりします。

そのため、以下の手順で専門業者に連絡することをおすすめします。

  1. エコキュートの電源リセットを試す:
    • 一時的なシステムエラーや誤作動の可能性を排除するため、まずはエコキュートのブレーカーを一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。これにより、エラー表示が消える場合もあります。しかし、「E43」のようなセンサー系のエラーでは、この方法で改善しないことが多いです。
  2. 専門業者に点検・修理を依頼する:
    • 電源リセット後もエラーが消えない場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。

 

専門業者への連絡時に伝えること

 

スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。

  • **エラーコード「E43」**が表示されていること
  • エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
  • エラーが表示された時期と状況(例:お湯を使っている最中に、朝起きたら、など)
  • ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)

 

その他

 

  • 使用年数: エコキュートの設置から10年以上が経過している場合、部品の経年劣化による故障の可能性が高まります。修理費用が高額になる場合は、新しいエコキュートへの交換も検討することをおすすめします。
  • 保証期間: エコキュートにはメーカー保証期間が設定されています。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。

「E43」エラーは、給湯に直接関わる部品の異常を示すため、放置せず速やかに専門家による診断を受けることが重要です。ご自身での分解や修理は感電や故障の悪化につながる危険があるため、絶対に行わないでください。

 

コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)

  • フリーダイヤル: 0120-919-302
  • 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992

受付時間: 24時間・365日

インターネット修理依頼:

その他お問い合わせ:

  • コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)

エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。

ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。

一覧へもどる

pagetop