エラー対処法
2025.09.17コロナエコキュート エラーコード「E41」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュートのエラーコード「E41」は、**「追いだき中間温度異常検知」**を示しています。これは、追いだき運転中に、お湯の温度を検知するセンサーが正常な温度を検知できず、異常が発生していることを意味します。
考えられる原因
- 追いだきサーミスタの異常:
- 追いだき運転中の温度を検知するセンサー(追いだきサーミスタ)自体が故障している可能性があります。経年劣化や異物付着などが原因で、正確な温度を測れなくなっていることが考えられます。
- ふろ往きサーミスタの異常:
- 浴槽へお湯を送り出す際の温度を検知するセンサー(ふろ往きサーミスタ)が故障している可能性もあります。このセンサーが異常な値を検知すると、追いだき運転が停止することがあります。
- 配線の不良:
- サーミスタとエコキュート本体の制御基板を繋ぐ配線に、断線や接触不良が発生している場合があります。
- 追いだきポンプの異常:
- 追いだきポンプが正常に作動せず、お湯が循環しない場合、サーミスタが温度を正しく検知できず、エラーが発生することがあります。
- 制御基板の故障:
- エコキュート全体の動作を制御する基板が故障し、センサーからの信号を正しく処理できていない可能性も考えられます。
- 一時的な誤作動:
- ごく稀に、一時的なシステムの誤作動でエラーが発生することもあります。
対処法
「E41」エラーは、お客様ご自身で解決できるケースが少ないエラーです。内部の部品の故障や配線の問題が原因である可能性が高いため、以下の簡単な対処法を試しても改善しない場合は、専門業者に点検・修理を依頼してください。
- エコキュートの電源リセット:
- エコキュートのブレーカー(通常は分電盤内)を一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。これにより、一時的な誤作動が解消されることがあります。
- リモコンでの強制解除:
- 取扱説明書を確認し、リモコンでエラー表示を強制的に解除する方法を試してみてください。多くの機種では、特定のボタンを同時に長押しすることでエラーをリセットできる場合があります。
- 一般的な方法として、台所リモコンの「運転モード」ボタンと「予約」ボタン、または浴室リモコンの「給湯温度▼」ボタンと「ふろ温度▲」ボタンを同時に5秒以上長押しする方法があります。
上記の方法でエラーが解消されない場合は、専門業者に連絡してください。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。
- **エラーコード「E41」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが表示された時期と状況(例:追いだき運転中に発生した、など)
- ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)
その他
- 使用年数: エコキュートの寿命は一般的に10年~15年とされています。使用年数が長い場合は、経年劣化による部品の故障の可能性が高く、修理費用が高額になることがあります。その場合は、買い替えも検討することをおすすめします。
- 保証期間: メーカー保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。
「E41」エラーは、内部部品の異常を示すため、ご自身で分解や修理を試みることは絶対に避けてください。感電や故障の悪化につながる危険があります。必ず専門業者に依頼してください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。