エラー対処法
2025.09.13コロナエコキュート エラーコード「E39」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート「E39」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートの「E39」エラーコードは、ふろ三方弁の異常を検知した場合に表示されます。
ふろ三方弁は、お風呂の湯はりや追いだき、自動保温など、お風呂の機能を制御する重要な部品です。貯湯タンクからの高温のお湯を浴槽へ送るか、お湯を循環させて温めるかといった役割を担っています。この弁が正常に動作しないと、お風呂の機能が使えなくなったり、お湯の温度が不安定になったりします。
考えられる原因
「E39」エラーが発生する主な原因は、以下の通りです。
- ふろ三方弁自体の故障:
- モーターの不具合: 弁を動かすためのモーターが故障し、弁が正常に開閉できなくなっている可能性があります。
- 弁の固着: 水垢(スケール)やその他の異物が弁に詰まり、動きが悪くなったり、完全に固着したりすることがあります。
- 経年劣化: 長期間の使用により、弁の内部部品が摩耗したり、劣化したりすることがあります。
- 電気的な不具合:
- 配線の断線や接触不良: ふろ三方弁につながる配線が断線していたり、コネクタ部分の接触が悪くなっていたりする場合があります。
- 制御基板の故障: ふろ三方弁を制御しているエコキュート本体の制御基板に異常が発生している可能性もあります。
対処法
「E39」エラーは、基本的にお客様ご自身で解決できる可能性が非常に低いエラーです。弁や電気系統の故障が考えられるため、無理に自分で対処しようとせず、以下の手順で専門業者に連絡することをおすすめします。
- 取扱説明書を確認する:
- エラーコードの詳細や、一時的なリセット方法が記載されている場合があります。まずは取扱説明書をご確認ください。
- エコキュートの電源リセットを試す:
- エコキュートのブレーカーを一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。これにより、一時的なシステムエラーが解消されることがあります。ただし、「E39」のような部品の故障を示すエラーでは、この方法で改善しないことが多いです。
- 専門業者に点検・修理を依頼する:
- 上記の対処を試してもエラーが解消しない場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。
- **エラーコード「E39」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが表示された時期と状況(例:お風呂のお湯はり中に、など)
- ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)
その他
- 保証期間: エコキュートにはメーカー保証期間が設定されています。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書を確認してください。
- 経年劣化: エコキュートは一般的に10年~15年が交換目安とされています。使用年数が長い場合は、他の部品も劣化している可能性があり、修理費用が高額になることもあります。その場合は、修理よりも本体の買い替えを検討した方が良い場合もあります。
「E39」エラーは、お風呂の機能に直接関わる部品の異常を示すため、放置するとお風呂が使えなくなる可能性があります。ご自身での分解や修理は感電や故障の悪化につながる危険があるため、絶対に行わないでください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。