エラー対処法
2025.09.06コロナエコキュート エラーコード「E33」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュートのエラーコード「E33」は、給湯温度の高温検知を示すものです。通常、エコキュートは設定された給湯温度になるように、貯湯タンク内の熱いお湯と水を混ぜて供給します。このバランスが崩れ、給湯されるお湯が異常に熱い状態になった場合に「E33」エラーが表示されます。
考えられる原因
- 給湯サーミスタの異常:
- 給湯されるお湯の温度を検知するセンサーである「給湯サーミスタ」が故障している可能性があります。断線やショートにより、正しい温度を検知できず、高温と誤認識したり、実際に高温になってしまったりします。
- 混合弁の不具合:
- 貯湯タンク内の高温のお湯と水を混ぜる役割を持つ「混合弁」が正常に動作していない可能性があります。弁が水を適切に混ぜられず、高温のお湯がそのまま供給されてしまうことがあります。
- 配管の詰まり:
- 給湯配管内にゴミや異物が詰まり、水の流れが悪くなっている可能性があります。これにより、給湯量が不足し、高温のお湯が供給されることがあります。
対処法
「E33」エラーは、お湯の温度が異常に高くなる危険性を示すため、お客様ご自身での対処は基本的に困難です。 感電や火傷の危険があるため、絶対にご自身で分解や修理を試みないでください。
以下の手順で専門業者に連絡し、点検・修理を依頼してください。
- エコキュートの電源を切る:
- 念のため、エコキュートのブレーカー(通常は分電盤内)を「OFF」にしてください。これにより、お湯の供給が停止し、さらなる異常加熱を防ぐことができます。
- 専門業者に連絡する:
- お買い上げの販売店、またはコロナサービスセンターに連絡してください。
- 連絡する際は、以下の情報を伝えるとスムーズです。
- エラーコード「E33」が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載)
- エラーが表示された状況(いつから、どのような時に発生したかなど)
- これまでの使用状況
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。