エラー対処法
2025.09.04コロナエコキュート エラーコード「E32」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュートのエラーコード「E32」は、給湯温サーミスタまたはふろ循環温サーミスタの故障を検知した場合に表示されます。
エラーの原因
- 給湯温サーミスタの故障: 給湯の際に、貯湯タンクから出てくるお湯の温度を検知するセンサーに異常がある場合に発生します。
- ふろ循環温サーミスタの故障: おふろの追いだきや保温運転の際に、浴槽に戻ってきたお湯の温度を検知するセンサーに異常がある場合に発生します。
- 配線の不良: サーミスタとエコキュート本体をつなぐ配線が断線している、または接続部分が緩んでいる、腐食しているなどの問題がある場合があります。
- 制御基板の故障: サーミスタからの信号を処理し、エコキュート全体の動作を制御する基板に異常が生じている可能性があります。
対処法
「E32」エラーは、基本的にお客様ご自身で解決できるケースはほとんどありません。安全のためにも、ご自身での分解や修理は絶対に避けてください。
- エコキュートの電源リセットを試す:
- 一時的なシステムエラーの可能性を排除するために、エコキュートのブレーカー(通常は分電盤内)を一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。
- これでエラーが消えたとしても、再発する可能性が高いため、根本的な原因を特定・修理するために専門業者への連絡が必要です。
- 専門業者に点検・修理を依頼する:
- 電源リセット後もエラーが消えない、またはすぐに再発する場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。
- **エラーコード「E32」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが表示された時期と状況(例:お湯を使おうとしたら表示された、など)
その他
- 設置後、間もない場合: エコキュートを設置して間もない時期にエラーが表示された場合、配管の接続不良やフィルターの詰まりなどが原因の可能性も考えられます。その旨を連絡する際にお伝えいただくと、スムーズな対応につながる場合があります。
- 保証期間: エコキュートにはメーカー保証期間が設定されています。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。
- 経年劣化: エコキュートは一般的に10年~15年が交換目安とされています。使用年数が長い場合は、部品の経年劣化による故障の可能性が高く、修理費用が高額になることもあります。修理費用によっては、新しいエコキュートへの交換も検討することをおすすめします。
「E32」エラーは、エコキュートの重要な機能に関わるセンサーの異常を示すため、放置せずに速やかに専門家による診断を受けることが重要です。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。