コロナエコキュート エラーコード「E31」が表示された原因と対処法について - エコワン岡山店

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2025.09.03

コロナエコキュート エラーコード「E31」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート「E31」エラーコードの原因と対処法

 

CORONAエコキュートの「E31」エラーコードは、「HP(ヒートポンプ)給水温度センサー」の異常を検知した場合に表示されます。

このセンサーは、ヒートポンプユニットが外気から熱を取り込む際に、給水温度を正確に測定するために重要な役割を果たしています。このセンサーに異常があると、ヒートポンプユニットが適切な沸き上げ運転を行えなくなり、エラーが表示される仕組みになっています。

 

考えられる原因

 

  • センサーの故障:
    • 長期間の使用による経年劣化で、センサー自体が故障している可能性があります。
    • 内部の断線やショート、またはセンサー表面の汚れなどが原因で、正確な温度を測定できなくなっていることがあります。
  • 配線の不良:
    • センサーとヒートポンプユニットの制御基板を繋ぐ配線が断線している、または接続部分が緩んでいる、腐食しているなどの問題がある場合があります。
  • 制御基板の故障:
    • センサーからの信号を処理する制御基板に異常が生じている可能性もあります。
  • 外部要因:
    • 稀なケースですが、ヒートポンプユニットの周囲に雪や氷が詰まるなどして、センサーの温度検知に影響が出ることがあります。

 

対処法

 

「E31」エラーは、基本的にお客様ご自身で解決できるケースが少ないエラーです。専門知識と専用の工具が必要になるため、無理に自分で対処しようとせず、以下の手順で専門業者に連絡することをおすすめします。

  1. ヒートポンプユニットの周囲を確認する:
    • まず、ヒートポンプユニットの周囲に雪や氷、落ち葉などの異物が詰まっていないか確認してください。
    • ユニットの吸込口や吹出し口が塞がれていないかも確認し、もし詰まっていたら取り除いてください。
  2. エコキュートの電源リセットを試す:
    • ヒートポンプユニットの周囲を確認し、問題がなさそうであれば、エコキュートのブレーカー(通常は分電盤内)を一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。これにより、一時的なシステムエラーが解消されることがあります。ただし、センサー自体の故障が原因の場合は、この方法では改善しないことが多いです。
  3. 専門業者に点検・修理を依頼する:
    • 上記の対処を試してもエラーが解消しない場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。

 

専門業者への連絡時に伝えること

 

スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。

  • **エラーコード「E31」**が表示されていること
  • エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
  • エラーが表示された時期と状況(例:いつから、寒い朝にエラーが表示された、など)
  • ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)

 

その他

 

  • 使用年数: エコキュートの設置から10年以上が経過している場合、部品の経年劣化による故障の可能性が高まります。修理費用が高額になる場合は、新しいエコキュートへの交換も検討することをおすすめします。
  • 保証期間: メーカーの保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。

「E31」エラーは、ヒートポンプの重要な機能に関わるセンサーの異常を示すため、放置せず速やかに専門家による診断を受けることが重要です。ご自身での分解や修理は感電や故障の悪化につながる危険があるため、絶対に行わないでください。

コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)

  • フリーダイヤル: 0120-919-302
  • 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992

受付時間: 24時間・365日

インターネット修理依頼:

その他お問い合わせ:

  • コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)

エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。

ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。

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