エラー対処法
2025.09.01コロナエコキュート エラーコード「E30」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート「E30」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートの「E30」エラーコードは、台所リモコンとの通信異常を示しています。これは、エコキュート本体と台所リモコンの間で、データのやり取りが正常に行われていない状態です。このエラーが発生すると、台所リモコンが操作不能になったり、エコキュートの運転が停止したりする可能性があります。
考えられる原因
「E30」エラーが発生する主な原因としては、以下のものが挙げられます。
- リモコン配線の接触不良または断線:
- 台所リモコンとエコキュート本体を繋ぐ配線のコネクタ部分が緩んでいる、または抜けている。
- 配線自体が断線している(特に、ネズミなどの小動物による被害や、工事中の破損など)。
- 配線の接続部分が水濡れや腐食によって接触不良を起こしている。
- 台所リモコン本体の故障:
- リモコン内部の電子部品が故障している。
- リモコンに水がかかるなどして、内部がショートしている。
- エコキュート本体(制御基板)の故障:
- リモコンからの信号を受信・処理するエコキュート本体の制御基板に異常が発生している。
対処法
「E30」エラーは、ご自身で簡単に解決できるケースと、専門業者による修理が必要なケースに分かれます。まずは、以下の対処法を試してみてください。
- エコキュートの電源リセット:
- エコキュート専用のブレーカーを一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。これにより、一時的な通信エラーが解消される場合があります。
- 注意: リモコンのボタンで電源を切るのではなく、必ずブレーカー操作を行ってください。
- リモコン配線の確認(自己責任で):
- 可能であれば、エコキュート本体と台所リモコンの間の配線を確認します。
- 感電の危険があるため、必ずブレーカーを「OFF」にした状態で行ってください。
- コネクタ部分がしっかり差し込まれているか、緩みがないか確認します。
- 目に見える範囲で、配線に損傷や断線がないか確認します。
上記の方法を試してもエラーが解消しない場合は、専門業者による点検・修理が必要です。
専門業者に依頼すべきケース
- 電源リセット後もすぐに「E30」エラーが再表示される。
- リモコンの表示が全くされない、または表示が点滅している。
- リモコンの操作が全くできない。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。
- **エラーコード「E30」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが表示された時期と状況(例:いつから、急に表示された、など)
- ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)
その他
- 保証期間の確認: エコキュートにはメーカー保証期間が設定されています。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。
- 経年劣化: リモコンや配線も経年劣化します。使用年数が10年を超えている場合は、修理よりも交換を検討する方が良い場合もあります。
「E30」エラーは、リモコン操作ができなくなるだけでなく、エコキュート全体の動作に影響を与える可能性があるため、放置せず早めに専門業者に相談することが重要です。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。