エラー対処法
2025.08.31コロナエコキュート エラーコード「E29」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート「E29」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートの「E29」エラーコードは、浴室リモコンとの通信異常を示しています。これは、エコキュート本体と浴室にあるリモコンの間で、信号のやり取りが正常に行われていない状態です。このエラーが発生すると、浴室リモコンの操作ができなくなったり、お湯の温度設定などができなくなったりします。
考えられる原因
- リモコンケーブルの断線・接触不良:
- エコキュート本体と浴室リモコンを繋いでいる通信ケーブルが、何らかの理由で断線している可能性があります。
- 接続部のコネクタが緩んでいたり、腐食していたりして、接触不良を起こしていることも考えられます。
- リモコン本体の故障:
- 浴室リモコン自体が故障している場合があります。内部の電子回路に不具合が生じている可能性があります。
- 制御基板の故障:
- エコキュート本体の制御基板に異常があり、リモコンからの信号を正しく受け取れない、または信号を送れない状態になっている可能性があります。
- 外部からの干渉:
- 稀なケースですが、周囲の強い電磁波などによって通信が妨げられている可能性もゼロではありません。
対処法
「E29」エラーは、電気的な問題が原因であることがほとんどで、お客様ご自身で完全に解決することは困難です。ただし、専門業者に依頼する前に、以下の簡単な対処法を試してみてください。
- エコキュートの電源リセット:
- エコキュート専用のブレーカーを「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。これにより、一時的な通信エラーが解消されることがあります。
- リモコンの確認:
- 浴室リモコンの画面が消えていないか、正常に表示されているか確認してください。
- リモコンの電源ボタンや他のボタンを押してみて、反応があるか確認してください。全く反応がない場合は、リモコン本体の故障が疑われます。
上記の方法を試してもエラーが解消しない場合は、速やかに専門業者に点検・修理を依頼してください。
専門業者に点検・修理を依頼すべきケース
- ブレーカーのリセット後もすぐに「E29」エラーが再表示される。
- 浴室リモコンの画面が全く表示されない。
- リモコンのボタンを押しても何も反応がない。
- エラーは表示されていないが、リモコンが正常に動作しない。
専門業者への連絡時に伝えること
- **エラーコード「E29」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが表示された時期と状況(例:いつから、特定の操作をした時に、など)
- ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)
その他
- 使用年数: エコキュートは、10年~15年で寿命を迎えることが一般的です。使用年数が長い場合、制御基板やリモコンの経年劣化が原因である可能性が高く、修理費用が高額になることもあります。その場合は、本体の買い替えも視野に入れることをおすすめします。
- 保証期間: メーカー保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性があります。保証書を必ず確認してください。
「E29」エラーは、お客様ご自身で解決できる可能性が低く、電気的な知識が必要となるため、ご自身で分解や配線をいじったりすることは非常に危険です。必ず専門業者に依頼してください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。