エラー対処法
2025.08.30コロナエコキュート エラーコード「E28」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート エラーコード「E28」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「E28」は、湯はり系の異常を検知した場合に表示されます。これは、浴槽へのお湯張りが正常に完了しない状態を示しています。
考えられる原因
- 湯はり電磁弁の故障:
- 湯はり電磁弁は、お湯を浴槽に送る際に開閉する重要な部品です。この弁が正常に開閉しないと、お湯張りができません。
- 経年劣化や、水道水に含まれるスケール(水垢)などの異物の付着により、弁が固着したり、動作不良を起こしたりすることがあります。
- 湯はり配管の詰まり:
- 湯はり用の配管に、水垢やゴミなどの異物が詰まっている可能性があります。これにより、お湯の流量が低下し、湯張りが完了しなくなります。
- ふろ循環アダプターの詰まり:
- 浴槽に設置されているふろ循環アダプターのフィルターや内部にゴミが詰まっている場合も、湯張りに影響が出ることがあります。
- 水位センサーの異常:
- 浴槽の水位を検知するセンサーが故障していると、正しい水位を認識できず、湯張りが途中で止まったり、完了しなかったりします。
- 制御基板の故障:
- エコキュートの動作を制御する基板に異常が生じている場合、誤った信号を送り、湯はりが正常に行われないことがあります。
対処法
「E28」エラーは、軽微な詰まりなどが原因の場合もあります。まずは、ご自身でできる以下の対処法を試してみてください。
- ふろ循環アダプターの清掃:
- 浴槽の循環アダプターにフィルターが付いている場合は、取り外してゴミや水垢を丁寧に清掃してください。
- 清掃後、フィルターを元に戻し、再度湯張りを試してみてください。
- エコキュートの電源リセット:
- エコキュートのブレーカーを一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。これにより、一時的なシステムエラーが解消される場合があります。
- 再度湯張りを試す:
- 上記の対処を行った後、リモコンで再度湯張り操作を行い、エラーが解消されたか確認してください。
それでもエラーが解消しない場合
上記の対処を行ってもエラーが解消しない場合は、内部的な部品の故障や配管の深刻な詰まりなど、専門的な知識と技術が必要な問題が発生している可能性が高いです。
この場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
- **エラーコード「E28」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番
- エラーが表示された時期と状況(例:いつから、湯張りボタンを押したらすぐにエラーが出る、など)
- ご自身で試した対処法とその結果
その他
- 保証期間: エコキュートにはメーカー保証期間が設定されています。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。
- 使用年数: エコキュートの設置から10年以上経過している場合、経年劣化による故障の可能性が高まります。修理費用が高額になる場合は、買い替えも検討する時期かもしれません。
「E28」エラーは、放置するとお湯張りができなくなり、日常生活に支障をきたす可能性があります。ご自身での無理な分解や修理は感電や故障の悪化につながる危険があるため、絶対に行わないでください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。