コロナエコキュート エラーコード「H27」が表示された原因と対処法について - エコワン岡山店

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エラー対処法

2025.11.24

コロナエコキュート エラーコード「H27」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート エラーコード「H27」の原因と対処法

 

CORONAエコキュートのエラーコード「H27」は、ヒートポンプユニットの圧力異常(高圧異常または高圧カット) を検知した場合に表示されるエラーです。

これは、ヒートポンプユニット内で冷媒ガスの圧力が異常に高くなったことを示しており、安全のために運転を停止しています。このエラーは、ヒートポンプユニットが外に設置されている場合に発生します。

考えられる原因

 

  • 冷媒ガスの過充填または不足:

    • 設置時の冷媒ガスの量が多すぎる、または少なすぎることが原因で、運転中に圧力が異常になることがあります。

  • ヒートポンプユニットの空気の通り道の詰まり:

    • ヒートポンプユニットの吸込口や吹出口が、落ち葉、雪、または障害物(段ボール、植木鉢など)で塞がれていると、熱交換がうまく行われず、冷媒ガスの圧力が異常に上昇することがあります。

  • 熱交換器の汚れや詰まり:

    • ヒートポンプユニット内部の熱交換器に汚れやスケール(水垢)が溜まると、効率的な熱交換ができなくなり、圧力異常を引き起こします。

  • 部品の故障:

    • ヒートポンプユニット内部の膨張弁や**圧縮機(コンプレッサー)**など、冷媒の流れや圧力を制御する部品が故障している可能性があります。

  • 水配管の異常:

    • ヒートポンプユニットと貯湯タンク間の配管に詰まりや断水などがあり、水の流れが悪くなっている場合も、間接的に圧力異常を引き起こすことがあります。

対処法(お客様で試せること)

 

  1. 電源リセットを試す:

    • エラーが出ている状態で、エコキュートの**専用ブレーカーを一度「OFF」**にし、5分程度待ってから再度「ON」に戻し、エラーが消えるか確認してください。一時的な誤作動であれば、これで解消することがあります。

    • リモコンでリセットボタンがある場合は、そちらも試してください(機種によります)。

  2. ヒートポンプユニットの周囲を確認する:

    • ヒートポンプユニット(室外機)の吸込口(フィン)や吹出口が、障害物(雪、落ち葉、段ボール、カバーなど)で塞がれていないか確認し、あれば取り除いてください。

    • 周囲に十分な空間があるか(目安として、前方60cm以上、側面・背面10cm以上)確認してください。

  3. 水配管の凍結を確認する:

    • 特に冬季は、ヒートポンプユニットと貯湯タンクをつなぐ配管が凍結していないか確認してください。凍結している場合は、自然解凍を待つか、ぬるま湯をかけるなどして溶かしてください(熱湯は配管を傷めるため厳禁です)。

専門業者に点検・修理を依頼すべきケース

 

上記の対処法を試してもエラーが解消しない場合、またはすぐに再発する場合は、内部部品の故障や冷媒ガスの問題など、専門的な修理が必要な可能性が高いです。

  • お買い上げの販売店、またはコロナサービスセンターにご連絡ください。

 

コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)

  • フリーダイヤル: 0120-919-302
  • 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992

受付時間: 24時間・365日

インターネット修理依頼:

その他お問い合わせ:

  • コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)

エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。

ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。

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