エラー対処法
2025.08.28コロナエコキュート エラーコード「E27」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート「E27」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートの「E27」エラーコードは、ヒートポンプと貯湯タンク間の通信異常を示しています。
エコキュートは、お湯を沸かすヒートポンプユニットと、沸かしたお湯を貯めておく貯湯タンクユニットの2つから構成されています。この2つのユニットは、専用の通信ケーブルで接続されており、お互いに情報をやり取りしながら動作しています。「E27」エラーは、この通信が何らかの原因で途切れてしまった場合に表示されます。
考えられる原因
- 通信ケーブルの接続不良:
- 接続部分が緩んでいる、または外れている。
- コネクタ部分が腐食している、または水濡れしている。
- 通信ケーブルの断線:
- 物理的な損傷(動物によるかじり、工事時の切断など)。
- 経年劣化による断線。
- ヒートポンプユニット側の通信基板の故障:
- ヒートポンプユニット内部の制御基板に不具合が生じている。
- 貯湯タンクユニット側の通信基板の故障:
- 貯湯タンクユニット内部の制御基板に不具合が生じている。
対処法
「E27」エラーは、お客様ご自身で解決できるケースが少ないエラーです。専門知識と専用の工具が必要になるため、無理に自分で対処しようとせず、以下の手順で専門業者に連絡することをおすすめします。
- エコキュートの電源リセットを試す:
- エコキュートのブレーカー(通常は分電盤内)を一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。これにより、一時的な通信エラーが解消されることがあります。
- ただし、この方法で改善しない場合は、物理的な問題(配線の断線など)の可能性が高いです。
- 専門業者に点検・修理を依頼する:
- 電源リセットを試してもエラーが解消しない場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。
- **エラーコード「E27」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが表示された時期と状況(例:いつから、お湯を使っている最中に、など)
- ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)
その他
- 屋外の状況確認: ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットの間にある通信ケーブルが、動物にかじられたり、何かに挟まれて損傷したりしていないか、外観だけでも確認してみてください。
- 使用年数: エコキュートの設置から長期間(10年以上)が経過している場合、経年劣化による通信ケーブルや基板の故障の可能性が高まります。
- 保証期間: メーカー保証期間が残っている場合は、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。
「E27」エラーは、ヒートポンプと貯湯タンクの連携ができない状態を示すため、お湯を沸かすことができず、放置するとお湯が使えなくなります。 ご自身での分解や修理は感電や故障の悪化につながる危険があるため、絶対に行わないでください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。