エラー対処法
2025.08.25コロナエコキュート エラーコード「E26」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート「E26」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートの「E26」エラーコードは、二方弁の故障を検知した場合に表示されます。
「二方弁」とは、貯湯タンク内のお湯の流れを切り替える重要な部品です。この弁が正常に動作しないと、給湯、追いだき、湯はりのいずれかの機能が使えなくなったり、お湯の温度が不安定になったりする原因となります。
考えられる原因
「E26」エラーが発生する主な原因としては、以下のものが挙げられます。
- 二方弁本体の故障:
- 経年劣化: 長期間の使用により、弁内部のモーターやギアが摩耗し、正常に作動しなくなることがあります。
- 異物混入: 水道水に含まれるスケール(水垢)やサビ、配管工事時の異物などが弁に詰まり、動きを妨げている可能性があります。
- 配線の不良:
- 二方弁を動かすための電気が供給されていない可能性があります。
- 配線が断線していたり、コネクタ部分の接続が悪くなっていたりする場合があります。
- 制御基板の故障:
- 二方弁を制御しているエコキュート本体の制御基板に異常が発生している可能性もあります。この場合、弁自体に問題がなくても誤ったエラーが表示されることがあります。
対処法
「E26」エラーは、基本的にお客様ご自身で解決できるケースが少ないエラーです。専門知識と専用の工具が必要になるため、無理に自分で対処しようとせず、以下の手順で専門業者に連絡することをおすすめします。
- エコキュートの電源リセットを試す:
- エコキュートのブレーカー(通常は分電盤内)を一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。これにより、一時的なシステムエラーが解消されることがあります。
- ただし、「E26」のような部品の故障を示すエラーでは、この方法で改善しないことが多いです。
- 専門業者に点検・修理を依頼する:
- 上記の電源リセットを試してもエラーが解消しない場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。
- **エラーコード「E26」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが表示された時期と状況(例:いつから、お湯を出す時に、など)
- ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)
その他
- 使用年数: エコキュートの設置から10年以上が経過している場合、部品の経年劣化による故障の可能性が高まります。修理費用が高額になる場合は、新しいエコキュートへの交換も検討することをおすすめします。
- 保証期間: エコキュートにはメーカー保証期間が設定されています。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。
「E26」エラーは、お湯の供給に直接関わる部品の異常を示すため、放置せず速やかに専門家による診断を受けることが重要です。ご自身での分解や修理は感電や故障の悪化につながる危険があるため、絶対に行わないでください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。