コロナエコキュート エラーコード「E23」が表示された原因と対処法について - エコワン岡山店

お問い合わせ

エラー対処法

2025.11.07

コロナエコキュート エラーコード「E23」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート「H23」エラーコードの原因と対処法

 

CORONAエコキュートのエラーコード「H23」は、ヒートポンプユニット側の異常を示すコードです。特に、ヒートポンプ側の吐出温度サーミスタに異常がある場合に表示されることが多いエラーです。

ヒートポンプユニットは、空気中の熱を取り込んでお湯を沸かすエコキュートの心臓部であり、この部分の異常は沸き上げ機能の停止につながります。

 

考えられる原因

 

「H23」エラーが発生する主な原因は、ヒートポンプユニット内部の部品の異常です。

  1. 吐出温度サーミスタの故障:
    • センサー自体の故障: 冷媒ガスの温度を測定するセンサー(吐出温度サーミスタ)が故障している。
    • 配線の断線・接触不良: サーミスタと制御基板を繋ぐ配線に断線や接触不良が発生している。
  2. 冷媒回路の異常:
    • 冷媒ガス不足: 漏れなどにより、冷媒ガスが不足している。
    • 圧縮機の異常: 冷媒ガスを圧縮するコンプレッサー(圧縮機)に何らかの異常が発生している。
  3. 制御基板の故障:
    • ヒートポンプユニット内の制御基板が故障し、センサーの異常を誤検知している、または正常に制御できていない。

 

対処法

 

「H23」エラーは、ヒートポンプユニットという専門的な知識が必要な部品の異常を示しているため、お客様ご自身で解決できるケースはほとんどありません。無理に分解などを試みると、感電や故障の悪化につながるため、以下の手順で専門業者に連絡してください。

  1. 取扱説明書を確認する:
    • まず、エコキュートの取扱説明書を確認し、記載されている簡易的な対処法(電源リセットなど)がないか確認してください。
  2. エコキュートの電源リセットを試す(推奨される場合のみ):
    • 一時的な電子回路の誤作動によるエラーの可能性があるため、エコキュート専用のブレーカーを「OFF」にしてから5分程度待ち、再度「ON」に戻すリセットを試みてください。
    • このリセットでエラーが消え、沸き上げ運転が再開されれば問題ありません。すぐに再発する場合は、内部的な故障が確定的なので、次のステップに進んでください。
  3. 専門業者に点検・修理を依頼する:
    • 電源リセットで改善しない場合は、お買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡し、修理を依頼してください。ヒートポンプユニット内部の部品交換が必要になる可能性が高いです。

 

専門業者への連絡時に伝えること

 

  • **エラーコード「H23」**が表示されていること
  • エコキュートの機種名と型番
  • エラーが発生した状況
  • 試した対処法(ブレーカーリセットの有無)

 

その他

 

  • 保証期間の確認: ヒートポンプユニットは主要部品であり、メーカー保証期間が比較的長く設定されている場合があります(本体保証とは別)。保証書を確認してください。
  • 経年劣化: エコキュートの使用年数が10年を超えている場合、修理費用が高額になることが多く、寿命を迎えている可能性もあります。修理の見積もりと合わせて、本体交換の見積もりも検討することをおすすめします。

「H23」エラーが表示された場合は、お湯が沸かせなくなっている状態です。ご自身で分解や修理を試みるのは非常に危険ですので、必ず専門家にご相談ください。

 

 

コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)

  • フリーダイヤル: 0120-919-302
  • 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992

受付時間: 24時間・365日

インターネット修理依頼:

その他お問い合わせ:

  • コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)

エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。

ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。

一覧へもどる

pagetop