エラー対処法
2025.08.21コロナエコキュート エラーコード「E23」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート「E23」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートの「E23」エラーコードは、主に水位センサーの異常または浴槽の排水栓の閉め忘れを検知した場合に表示されます。
このエラーは、エコキュートが湯はり運転を始めた際に、浴槽に水が入らない、または水位が正しく上昇しないことを検知したときに発生します。
考えられる原因
- 浴槽の排水栓の閉め忘れ:
- 最も一般的な原因です。湯はりを始めようとしたときに、浴槽の排水栓が閉まっておらず、お湯がそのまま排水されてしまうために、水位が上昇せずエラーが発生します。
- 風呂循環口のフィルターや配管の詰まり:
- 浴槽の循環口にゴミや髪の毛、水垢などが詰まっていると、お湯がスムーズに浴槽に流れ込まず、水位が正しく上昇しないことがあります。
- 水位センサーの故障:
- 浴槽の水位を検知するセンサーに不具合が生じている可能性があります。センサーが誤った情報を送信すると、実際には湯はりができていてもエラーが表示されることがあります。
- フロースイッチの故障:
- エコキュート本体内で、お湯の流れを検知するフロースイッチが故障している可能性があります。これにより、お湯が流れているにもかかわらず、流れていないと判断され、エラーが発生します。
- 風呂配管の凍結:
- 冬季など気温が低い時期に、風呂配管が凍結して水が流れなくなり、エラーが発生することがあります。
対処法
「E23」エラーが表示された場合、以下の手順で対処を行ってください。
- 浴槽の排水栓を確認する:
- 湯はりを始める前に、浴槽の排水栓が確実に閉まっているかを確認してください。緩んでいる場合は、しっかりと閉め直します。
- 風呂循環口の清掃を行う:
- 浴槽内の風呂循環口のフィルターやカバーを外し、ゴミや水垢がないか確認します。
- 汚れている場合は、歯ブラシなどで丁寧に清掃してください。
- 清掃後、部品を元に戻し、湯はりを再開します。
- 風呂配管の凍結を確認する:
- 外気温が低い場合は、風呂配管の凍結を疑います。
- 配管にタオルを巻き、ぬるま湯をゆっくりとかけて溶かします。熱湯をかけると配管が損傷する可能性があるため、絶対に使用しないでください。
- 凍結が解消されたら、湯はりを再開します。
- エコキュートの電源リセットを試す:
- 上記の対処を行ってもエラーが解消しない場合は、一時的なシステムの誤作動の可能性があります。
- エコキュートのブレーカーを「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。
専門業者に依頼すべきケース
上記の対処法をすべて試してもエラーが解消されない場合は、水位センサーやフロースイッチ、配管の内部的な問題など、専門知識が必要な故障が考えられます。この場合は、ご自身で修理を試みず、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
- エラーコード「E23」が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番
- 試した対処法とその結果(例:排水栓は閉まっている、循環口も清掃した、など)
「E23」エラーは、比較的軽微な原因で解決できることが多いですが、内部的な故障の可能性もあるため、無理な自己判断は避けてください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。