エラー対処法
2025.11.05コロナエコキュート エラーコード「E21」が表示された原因と対処法について
CORONAエコキュート「H21」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「H21」は、ヒートポンプユニットの漏電遮断器作動、または過電流の検知を示しています。これは、ヒートポンプユニット内で規定以上の電流が流れたり、電気回路に何らかの異常が発生したりしたために、安全装置(漏電遮断器)が作動して運転を停止した状態です。
考えられる原因
「H21」エラーが発生する主な原因としては、以下のものが挙げられます。
- ヒートポンプユニット内部の部品故障:
- コンプレッサーの故障: ヒートポンプの心臓部であるコンプレッサーに異常が発生し、過負荷やロック状態になった場合に大きな電流が流れることがあります。
- インバーター基板の故障: コンプレッサーを制御するインバーター基板の電気回路に異常が生じ、過電流が発生することがあります。
- ファンモーターの故障: ファンモーターの回転が妨げられたり、モーター自体が故障したりした場合も、過電流の原因になることがあります。
- 配線の異常:
- ヒートポンプユニット内部や、ユニットと貯湯タンク間の**配線のショート(短絡)や地絡(漏電)**が発生している可能性があります。
- 一時的な過負荷:
- 非常に寒い日や、何らかの理由でヒートポンプに大きな負担がかかった際に、一時的に過電流と判断されることがあります。
対処法
「H21」エラーは、電気系統の重大な異常を示すため、お客様ご自身での修理や分解は絶対に避けてください。感電や故障の悪化につながる非常に危険な行為です。
まずは、以下の簡単なリセット操作を試み、エラーが一時的なものかどうか確認してください。
- エコキュートの電源リセットを試す:
- 貯湯タンク側の漏電遮断器(ブレーカー)を「OFF」にします。(通常は、貯湯タンク近くのカバー内や分電盤にあります。)
- 数分待ってから、再度「ON」に戻します。
- リモコンのエラー表示が消え、エコキュートが正常に運転を再開するか確認します。
- ブレーカーが落ちているか確認:
- エコキュート専用のブレーカーや、家全体の漏電遮断器が「OFF」になっていないか確認してください。もし落ちていれば、再度「ON」に戻します。
エラーが解消しない場合(専門業者への依頼)
電源リセットを試してもエラーがすぐに再発する場合や、ブレーカーが落ちたまま元に戻せない場合は、ヒートポンプユニット内部の故障が考えられます。
速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡し、点検・修理を依頼してください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
