エラー対処法
2025.08.18コロナエコキュート エラーコード「E21」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート「E21」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートの「E21」エラーコードは、缶体の過熱防止サーモが作動したことを意味します。これは、貯湯タンク内のお湯の温度が異常に高くなりすぎた場合に、安全のために作動する保護機能です。
考えられる原因
「E21」エラーが発生する主な原因としては、以下のものが挙げられます。
- 貯湯タンク内の温度異常上昇:
- 沸き上げの制御不良: 沸き上げを制御する基板やセンサーに異常があり、必要以上に沸き上げを続けてしまった。
- サーミスタ(温度センサー)の故障: 貯湯タンク内の温度を検知するセンサーが故障し、誤った温度情報を制御部に送っているため、沸き上げを止められなかった。
- ヒートポンプユニットの不具合: ヒートポンプユニットが異常な高温の熱を送り続けてしまった。
- 一時的な過熱:
- 何らかの一時的な要因で、貯湯タンク内の水が急激に過熱された。これは稀なケースですが、システムの誤作動や外部からの熱源が影響した可能性も考えられます。
対処法
「E21」エラーは、エコキュートが過熱状態になり、安全のために運転を停止している非常に重要なエラーです。お客様ご自身で解決できるケースはほとんどありません。無理に操作せず、速やかに専門業者に連絡してください。
- 電源を切る:
- エコキュートのリモコンで電源を切り、さらに**エコキュート専用のブレーカーを「OFF」**にしてください。これにより、エコキュートへの電力供給が完全に遮断され、さらなる過熱を防ぐことができます。
- 専門業者に連絡する:
- 電源を落とした後、すぐにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡し、修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
- エラーコード「E21」が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが表示された時期と状況(例:お湯を使用している最中に、など)
- 試した対処法とその結果(例:ブレーカーを落とした、など)
なぜ自分で対処してはいけないのか
- 感電の危険: エコキュートの内部は高電圧が流れており、専門知識なしで触れると感電の危険があります。
- 状態の悪化: 故障している部品を無理に動かそうとすると、さらなる故障を引き起こし、修理費用が高額になる可能性があります。
- 安全上のリスク: 過熱は非常に危険な状態です。原因が特定できないまま運転を再開すると、火災やエコキュート本体の破裂など、重大な事故につながる可能性があります。
「E21」エラーが表示された場合は、安全を最優先に考え、速やかに専門家による診断と修理を受けることが最も重要です。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。