コロナエコキュート エラーコード「E20」が表示された原因と対処法について - エコワン岡山店

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2025.11.03

コロナエコキュート エラーコード「E20」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート エラーコード「H20」の原因と対処法

 

CORONAエコキュートの「H20」エラーコードは、沸上げ温度高温異常検知を示しています。これは、ヒートポンプユニットが水を温める過程で、設定された安全基準を超えて温度が高くなりすぎたために、運転を停止した状態です。

 

考えられる原因

 

「H20」エラーが発生する主な原因は、ヒートポンプユニット内部の異常によるものです。

  1. 沸上げサーミスタ(温度センサー)の故障:
    • 沸上げ温度を検知するセンサー自体が故障し、実際よりも高い温度を誤検知したり、センサーが断線・ショートしたりしている可能性があります。
  2. 熱交換器の異常:
    • 熱交換器の内部に不純物が詰まるなどして、熱の受け渡しがうまくいかず、ヒートポンプ側の温度が異常に上昇している可能性があります。
  3. 冷媒系統の異常:
    • 冷媒(熱を運ぶガス)の循環に問題が生じている、または冷媒の量が過剰になっているなど、冷媒系統のトラブルが原因で高温になっている可能性があります。
  4. 電子回路(制御基板)の故障:
    • 沸上げ温度を制御する電子基板が故障し、ヒートポンプを過剰に運転させている可能性があります。

 

対処法

 

「H20」エラーは、ヒートポンプユニット内部のデリケートな部分に関わるエラーであり、お客様ご自身での解決は極めて困難です。安全上の理由からも、絶対に本体の分解や修理を試みないでください。

  1. リモコン操作によるエラーリセットを試す(応急処置):
    • 一時的な誤作動の可能性もあるため、リモコンでエラーリセットを試みてください。機種によってリセット方法が異なりますので、必ず取扱説明書をご確認ください。
    • (例: 台所リモコンの「運転モード」ボタンと「予約」ボタンを同時に5秒以上長押しなど)
  2. 漏電遮断器(ブレーカー)のリセットを試す(応急処置):
    • リモコン操作でエラーが解除できない場合は、貯湯タンクに設置されている漏電遮断器(ブレーカー)を一度「切」にし、数分待ってから再度「入」にすることで、システムをリセットします。
  3. 専門業者に点検・修理を依頼する(必須の対処):
    • 上記の操作を行ってもエラーが解消しない場合、または再発する場合は、必ずお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。

 

専門業者への連絡時に伝えること

 

  • エラーコード「H20」が表示されていること
  • エコキュートの機種名と型番
  • エラーが表示された状況(いつから、どのような時になど)
  • 試したリセット操作とその結果

 

その他

 

  • 修理費用: 「H20」エラーはヒートポンプユニットの部品交換が必要になるケースが多く、修理費用が高額になる傾向があります。
  • 使用年数: 設置から10年以上が経過しているエコキュートの場合、他の部品も劣化している可能性が高く、修理と買い替えを比較検討することをおすすめします。
  • 保証期間: 保証期間内であれば無償修理の対象となる可能性がありますので、保証書を事前に確認しておきましょう。

 

 

コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)

  • フリーダイヤル: 0120-919-302
  • 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992

受付時間: 24時間・365日

インターネット修理依頼:

その他お問い合わせ:

  • コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)

エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。

ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。

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