エラー対処法
2025.08.09コロナエコキュート エラーコード「E17」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート エラーコード「E17」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「E17」は、主にヒートポンプ出湯サーミスタの故障または凍結予防ヒーターの故障を検知した場合に表示されます。
このエラーは、エコキュートがお湯を沸かすための重要な部分であるヒートポンプユニットに関連する異常を示しています。
考えられる原因
- ヒートポンプ出湯サーミスタの故障:
- ヒートポンプから貯湯タンクへ送られるお湯の温度を測定するセンサーの故障です。
- このセンサーが正常に動作しないと、エコキュートは正確な温度制御ができず、沸き上げ運転を停止します。
- 経年劣化や部品の不具合が主な原因です。
- 凍結予防ヒーターの故障:
- ヒートポンプユニット内の配管が凍結するのを防ぐためのヒーターの故障です。
- 特に冬場などの気温が低い時期に発生しやすく、ヒーターが故障していると凍結のリスクが高まります。
- 配線の不良:
- サーミスタやヒーターにつながる配線が断線していたり、コネクタ部分の接続が緩んでいたりする場合も、エラーの原因になります。
- 制御基板の故障:
- ヒートポンプユニットやエコキュート本体の制御基板に異常が生じ、誤った信号を出している可能性もあります。
対処法
「E17」エラーは、ヒートポンプユニットというエコキュートの心臓部に関わるエラーであり、お客様ご自身で解決できるケースはほとんどありません。感電や故障の悪化につながる危険があるため、絶対に自分で分解や修理を試みないでください。
以下の手順で専門業者に連絡し、点検・修理を依頼することをおすすめします。
- 取扱説明書を確認する:
- エコキュートの取扱説明書に、エラーコードの詳細や、一時的なリセット方法が記載されている場合があります。まずは一度確認してください。
- エコキュートの電源リセットを試す:
- エコキュートのブレーカー(通常は分電盤内)を一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。
- これにより、一時的なシステムエラーが解消されることがありますが、「E17」のような部品故障が原因の場合は改善しないことが多いです。
- 専門業者に点検・修理を依頼する:
- 上記の電源リセットを試してもエラーが解消しない場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。
- **エラーコード「E17」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが表示された時期と状況(例:朝起きたら、お湯を使おうとしたら、冬場の寒い日など)
- ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)
その他
- 使用年数: エコキュートの設置から10年以上が経過している場合、経年劣化による部品の故障の可能性が高まります。修理費用が高額になる場合は、本体の買い替えも検討することをおすすめします。
- 保証期間: エコキュートにはメーカー保証期間が設定されています。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。
「E17」エラーは、お湯を沸かす機能に直接関わるエラーです。放置するとお湯が全く使えなくなる可能性が高いため、早急な対応が求められます。ご自身での対処は危険が伴うため、必ず専門家にご相談ください。
CORONA エコキュート お問い合わせ先
エラーが解消しない場合や、詳細な原因・対処法について問い合わせる際は、下記のコロナサービスセンターにご連絡ください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。