エラー対処法
2025.10.27コロナエコキュート エラーコード「E15」が表示された原因と対処法について
CORONAエコキュート エラーコード「H15」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「H15」は、ヒートポンプユニットからの通信異常を検知した場合に表示されます。
これは、エコキュートの**貯湯ユニット(お湯をためる本体)とヒートポンプユニット(お湯を沸かす室外機)**との間で、データ通信が正常に行えていないことを示しています。この通信が途絶えると、ヒートポンプが正常に稼働できず、お湯を沸かすことができなくなります。
考えられる原因
「H15」エラーが発生する主な原因としては、以下のものが挙げられます。
- 通信ケーブルの異常:
- 断線や損傷: 貯湯ユニットとヒートポンプユニットをつなぐ通信ケーブルが、外部からの衝撃や劣化、動物の噛みつきなどにより断線したり、被覆が損傷したりしている。
- 接続不良: ケーブルのコネクタ部分が緩んでいる、または腐食しているなど、接続が不完全な状態にある。
- ヒートポンプユニットまたは貯湯ユニットの制御基板の故障:
- 通信を司るいずれかのユニット側の制御基板が故障しているため、データの送受信ができない。
- 一時的な通信エラー:
- 落雷や瞬時停電、ノイズなどの影響により、一時的に通信が途絶えた。
- 電源供給の異常:
- ヒートポンプユニット側への電源供給が不安定、または途絶えている(ブレーカーが落ちている、配線の緩みなど)。
対処法
「H15」エラーは、電気系統の専門的な問題に関わるため、基本的にはお客様ご自身で解決できるケースは少ないですが、まずは以下の簡単な対処法を試してください。
- エコキュートの電源リセット(ブレーカーのON/OFF):
- 最も一般的な対処法です。
- エコキュート専用のブレーカー(通常は分電盤内、またはエコキュート近くの外部)を一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。
- これにより、一時的な通信エラーや誤作動がリセットされ、正常に復帰する場合があります。
- 周囲の状況確認:
- ヒートポンプユニットの電源ブレーカーが落ちていないか確認してください。(ヒートポンプ専用のブレーカーがある場合があります。)
- 貯湯ユニットとヒートポンプユニット間のケーブルに目立った損傷がないか、屋外で確認できる範囲で見てください。ただし、ケーブルに触ったり、自分で修理しようとしたりするのは危険ですので行わないでください。
それでもエラーが解消しない場合
上記の電源リセットを試してもエラーが解消しない、またはすぐに再発する場合は、内部的な部品の故障や配線の問題が濃厚です。
- 速やかに専門業者に点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
修理を依頼する際は、以下の情報を準備しておくとスムーズです。
- **エラーコード「H15」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載)
- エラーが発生した時期と状況(例:朝起きたら、お湯を使おうとしたら、など)
- 試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したがダメだった)
その他
- 保証期間の確認: 保証期間内であれば、無償修理の対象となる可能性があります。
- 専門的な修理: 通信ケーブルの交換や基板の交換は、電気工事士の資格が必要な作業です。絶対に自分で分解や修理を行わないでください。感電や故障の悪化につながる危険性があります。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
