エラー対処法
2025.10.25コロナエコキュート エラーコード「E14」が表示された原因と対処法について
CORONAエコキュート エラーコード「H14」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「H14」は、主にヒートポンプユニット側の過電流を検知した場合に表示されます。これは、ヒートポンプユニットが何らかの理由で規定以上の大きな電流を消費している状態を示しており、安全装置が作動して運転を停止しています。
考えられる主な原因
「H14」エラーは、ヒートポンプユニットの電気系統または圧縮機に関わる重度の異常を示唆しています。
- 圧縮機のロックや異常:
- ヒートポンプユニットの中核部品である圧縮機に何らかの不具合(内部の焼き付き、潤滑不良など)が発生し、規定以上の電流を必要としている状態(ロックなど)。これが最も多い原因の一つです。
- インバータ基板の故障:
- 圧縮機を動かすための電力を制御しているインバータ基板の電子部品が故障し、過剰な電流が流れてしまっている。
- 電源電圧の異常:
- 稀に、エコキュートに供給されている電源電圧が不安定であったり、極端に低すぎたり高すぎたりする場合に、ユニットが異常な電流を消費することがあります。
- 配線やコネクタの異常:
- ヒートポンプユニット内部や、ユニットと貯湯タンク間の配線がショートしている、または接続部で接触不良が起こっている。
対処法(お客様ご自身でできること)
「H14」エラーは、内部部品の深刻な故障に関わるエラーコードであり、お客様ご自身で解決できる可能性は極めて低いです。安全のため、絶対にユニットを分解したり、修理を試みたりしないでください。
まずは、以下の手順で一時的なリセットを試みてください。
- エコキュートの電源リセット:
- 貯湯タンク横または分電盤内にあるエコキュート専用の**ブレーカーを「OFF」**にします。
- 5分ほど待ってから、再度ブレーカーを「ON」に戻します。
- リモコンにエラーが表示されなくなったか確認します。
注意: これでエラーが消えても、すぐに再発する場合や、運転音がいつもと違う場合は、内部に問題が残っている可能性が高いです。
専門業者に依頼すべきケース
電源リセットを試みてもエラーが解消しない場合や、すぐに再発する場合は、必ず専門業者に点検・修理を依頼してください。
「H14」エラーは、多くの場合、高額な部品交換(インバータ基板や圧縮機ユニットの交換など)が必要となります。
専門業者への連絡時に伝えること
- **エラーコード「H14」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが発生した状況(例:急に、朝起きたら、など)
- 試した対処法(ブレーカーリセット)とその結果
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
