エラー対処法
2025.08.06コロナエコキュート エラーコード「E14」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート「E14」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「E14」は、主に湯張り電磁弁の故障、またはふろ配管の詰まりを検知した場合に表示されます。このエラーが表示されると、お湯はり(ふろ自動運転)ができなくなる可能性があります。
考えられる原因
「E14」エラーが発生する主な原因は、以下の通りです。
- 湯張り電磁弁の故障:
- 湯張り電磁弁は、お湯を浴槽に送る際の湯量を制御する重要な部品です。この弁が、経年劣化や異物混入により正常に開閉できなくなると、エラーが発生します。
- 湯量カウンターの異常もこのエラーに含まれることがあります。
- ふろ配管の詰まり:
- 浴槽とエコキュート本体をつなぐふろ配管に、水垢やゴミ、入浴剤の残りなどが詰まり、お湯の流れが悪くなるとエラーが発生します。
- 断水や凍結:
- 断水が発生している場合や、冬季の寒冷地などで配管が凍結した場合にも、給水が停止してお湯はりができず、このエラーが表示されることがあります。
- 給水専用止水栓が閉じている:
- 貯湯ユニットの給水配管にある止水栓が閉まっていると、水が供給されず、お湯はりができません。メンテナンス後などに発生することがあります。
対処法
「E14」エラーが表示された場合、まずは以下の簡単な対処法を試してみてください。
- 断水や止水栓を確認する:
- お住まいの地域で断水が発生していないか確認してください。
- エコキュートの貯湯ユニットにある給水専用止水栓が閉じられていないか確認し、閉じていたら開けてください。
- リモコンでエラーを解除する:
- 一時的なエラーであれば、リモコン操作でエラー表示をリセットすることで解消することがあります。具体的な解除方法は、お使いの機種の取扱説明書をご確認ください。
- 風呂配管と浴槽循環口の清掃を行う:
- 浴槽循環口のカバーを外し、フィルター部のゴミや湯垢を歯ブラシなどで掃除してください。
- ふろ配管洗浄機能を搭載している機種であれば、洗浄運転を行ってみるのも有効です。
- 凍結が疑われる場合:
- 気温の上昇により自然に解凍するまで待ってください。
- 凍結している配管に熱湯をかけるのは、配管が破損するリスクがあるため避けてください。
専門業者に依頼すべきケース
上記の対処法を試してもエラーが解消しない場合は、内部的な故障の可能性が高いです。ご自身での修理は危険なため、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
特に以下の症状がある場合は、専門家による診断が必要です。
- エラーリセット後もすぐに「E14」が再表示される。
- お湯はりが全くできない。
- 配管の凍結が解消してもエラーが消えない。
まとめ
「E14」エラーは、お湯はりの不具合を示すエラーです。まずは、断水や給水止水栓の状態、浴槽循環口の詰まりなどを確認し、簡単な対処法を試してみてください。それでもエラーが解消しない場合は、湯張り電磁弁や内部回路の故障が考えられるため、無理せず専門業者に修理を依頼しましょう。
CORONA エコキュート お問い合わせ先
エラーが解消しない場合や、詳細な原因・対処法について問い合わせる際は、下記のコロナサービスセンターにご連絡ください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。