エラー対処法
2025.10.24コロナエコキュート エラーコード「E13」が表示された原因と対処法について
CORONAエコキュート エラーコード「H13」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「H13」は、主にヒートポンプユニット側の過電流検知異常、または圧縮機の過電流を検知した場合に表示されます。
このエラーは、エコキュートのお湯を沸かす心臓部であるヒートポンプユニット、特に圧縮機(コンプレッサー)やインバーター回路といった電気系統に重大な問題が発生していることを示しています。
考えられる原因
- 圧縮機の異常:
- 圧縮機内部の焼き付き、機械的な故障、または電気的なショート(短絡)により、規定以上の電流が流れている。
- インバーター基板の故障:
- 圧縮機を制御するインバーター回路の部品(トランジスタ、コンデンサなど)が故障し、正常に電流を制御できていない。
- 電源電圧の異常:
- エコキュートに供給されている電源電圧が一時的に不安定になったり、異常な電圧が加わったりした。
- 配線の接続不良・断線:
- ヒートポンプユニット内の配線や、電源ケーブルの接続箇所に緩みや断線があり、それが過電流の原因となっている。
対処法
エラーコード「H13」は、ヒートポンプユニットの心臓部に関わる電気的な重大な故障を示すため、お客様ご自身で解決できる可能性は極めて低いです。安全上の観点からも、決して分解や修理を試みないでください。
- エコキュートの電源リセットを試す(一時的なリセット):
- 貯湯タンク横、または分電盤にあるエコキュート専用のブレーカーを「OFF」にし、約5分~10分程度待ってから、再度「ON」に戻します。
- 一時的な電気的ノイズや誤作動であれば、これでエラーがリセットされ、正常に戻る場合があります。
- ただし、根本的な故障がある場合は、すぐに再度エラーが表示されます。
- 専門業者に点検・修理を依頼する:
- 電源リセットを試してもエラーが解消しない、またはすぐに再発する場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
- このエラーの場合、多くはヒートポンプユニット内のインバーター基板や圧縮機の交換が必要になります。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな修理のために、以下の情報をご用意ください。
- **エラーコード「H13」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載)
- エラーが表示された時期と状況(例:朝の沸き上げ時に、など)
- 試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが、すぐに再発した)
その他
- ヒートポンプユニットの交換: 圧縮機やインバーター基板の交換は高額になることが多く、エコキュートの設置から10年近く経過している場合は、修理費用と今後のリスクを考慮し、本体の買い替えも選択肢に入れることをおすすめします。
- 保証期間: メーカー保証期間内(通常2年、ヒートポンプやコンプレッサーは延長保証がある場合あり)であれば、無償修理の対象になる可能性がありますので、保証書を必ず確認してください。
「H13」は、沸き上げが完全に停止してしまう可能性の高い重大なエラーです。お湯が使えなくなる前に対処することが重要です。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
