エラー対処法
2025.10.22コロナエコキュート エラーコード「E11」が表示された原因と対処法について
CORONAエコキュート エラーコード「H11」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「H11」は、ヒートポンプユニット系の異常を示すエラーです。具体的には、ヒートポンプユニットと貯湯ユニット間の通信異常や、ヒートポンプユニット内部の異常を検知した場合に表示されます。
ヒートポンプユニットは、空気中の熱を取り込んでお湯を沸かすエコキュートの心臓部にあたる部分です。「H11」エラーが表示されると、お湯を沸かすことができなくなり、お湯切れの原因となります。
考えられる原因
- ヒートポンプと貯湯ユニット間の通信異常:
- 両ユニットを繋ぐ通信ケーブルが断線している、または接続が緩んでいる。
- 接続部分が水濡れや腐食などにより接触不良を起こしている。
- ヒートポンプユニット内部の電気系統の異常:
- 制御基板やインバーター回路の故障。
- 配線の接触不良やショート。
- ヒートポンプユニット内の部品故障:
- 圧縮機(コンプレッサー)やファンモーター、センサーなどの主要部品の故障。
- 電源の供給異常:
- ヒートポンプユニットへの電源供給が不安定になっている(稀なケース)。
対処法
「H11」エラーは、ヒートポンプユニットという重要な部分の異常を示すため、お客様ご自身で解決できるケースはほとんどありません。 専門知識と工具が必要なため、以下の手順で専門業者に連絡してください。
- 電源リセットを試す(一時的なリセット):
- 貯湯ユニット側とヒートポンプユニット側、両方のブレーカーを**一度「OFF」**にし、数分待ってから再び「ON」に戻します。
- この操作でエラーが解消すれば、一時的なシステムエラーや誤作動だった可能性があります。エラーが消えた場合は、その後、お湯が正常に沸き増しされるか確認してください。
- 専門業者に点検・修理を依頼する:
- 電源リセットを行ってもエラーが解消しない、またはすぐに再発する場合は、内部的な故障が確定的なため、お買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
スムーズな修理対応のために、以下の情報を準備しておくと役立ちます。
- **エラーコード「H11」**が表示されていること
- エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクの側面などに記載されています)
- エラーが表示された時期と状況(例:朝起きたら出ていた、運転中に突然出た、など)
- ご自身で試した対処法(例:電源リセットを試したが改善しなかった、など)
その他
- 保証期間の確認: ヒートポンプユニットは特に高価な部品を含むため、メーカー保証期間(本体保証とは別に、ヒートポンプや冷媒回路に長期保証が設定されていることが多い)が残っているか確認してください。
- 使用年数: エコキュートの使用年数が10年を超えている場合、修理費用が高額になることが多く、寿命を迎えている可能性もあります。修理の見積もりと、新品への交換費用の両方を検討することをおすすめします。
「H11」エラーは、お湯が沸かせなくなる深刻なエラーです。ご自身での分解や修理は感電や故障の悪化につながる危険があるため、絶対に行わず、必ず専門家にお任せください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。
