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エラー対処法

2025.08.01

コロナエコキュート エラーコード「E10」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート エラーコード「E10」の原因と対処法

 

CORONAエコキュートのエラーコード「E10」は、主に給湯サーミスタの故障を検知した場合に表示されます。

給湯サーミスタとは、エコキュートから各給湯口(キッチンやお風呂など)へ送られるお湯の温度を正確に検知するための重要なセンサーです。このセンサーが正常に機能しないと、設定した温度のお湯が供給できなくなったり、過剰に熱いお湯が出てしまう危険があるため、安全装置としてエコキュートの運転が停止し、エラーが表示される仕組みになっています。

 

考えられる原因

 

「E10」エラーが発生する主な原因としては、以下のものが挙げられます。

  1. 給湯サーミスタ自体の故障:
    • 経年劣化: 長期間の使用により、センサー内部の部品が劣化し、正確な温度を検知できなくなることがあります。
    • 物理的損傷: 衝撃や、異物(配管内のスケールなど)の付着により、センサーが破損している可能性があります。
    • 電気的な故障: 内部の断線やショートなど、電気的な問題が生じている場合があります。
  2. 配線の不良:
    • 給湯サーミスタとエコキュートの制御基板を繋ぐ配線が、断線していたり、接続部分が緩んでいたりする可能性があります。
    • コネクタの腐食や、小動物によるかじりなど、外部からの影響も考えられます。
  3. 制御基板の故障:
    • センサーからの信号を処理する制御基板に異常がある場合、エラーを誤検知したり、センサーが正常でもエラーを表示させたりすることがあります。

 

対処法

 

「E10」エラーは、お客様ご自身での修理や部品交換は非常に危険であり、専門的な知識と技術が必要なエラーです。給湯温度を制御する重要な部品のため、ご自身で安易な対処をせず、以下の手順で専門業者に連絡することをおすすめします。

  1. エコキュートの電源リセットを試す:
    • 一時的なシステムエラーや誤検知の可能性があるため、まずはエコキュートのブレーカー(通常は分電盤内)を一度「OFF」にし、数分待ってから再度「ON」に戻します。
    • この操作でエラー表示が消えれば、一時的な問題だった可能性が高いです。
  2. 専門業者に点検・修理を依頼する:
    • 電源リセットを試してもエラーが解消しない、または頻繁にエラーが発生する場合は、速やかにお買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して、点検・修理を依頼してください。

 

専門業者への連絡時に伝えること

 

スムーズな対応のために、以下の情報を準備しておくと良いでしょう。

  • **エラーコード「E10」**が表示されていること
  • エコキュートの機種名と型番(貯湯タンクやヒートポンプユニットの側面などに記載されています)
  • エラーが表示された時期と状況(例:いつから、お湯を使っている最中に、など)
  • ご自身で試した対処法(例:ブレーカーのリセットを試したが改善しなかった、など)

 

その他

 

  • 保証期間の確認: エコキュートにはメーカー保証期間が設定されています。保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書をご確認ください。
  • 使用年数: エコキュートの設置から10年以上が経過している場合、経年劣化による部品の故障が考えられます。修理費用が高額になる場合は、新しいエコキュートへの交換も検討することをおすすめします。

「E10」エラーは、安全に関わる重要なエラーです。お湯の温度が不安定になったり、熱湯が出て火傷を負ったりする危険性があるため、絶対に放置しないでください。ご自身での分解・修理は感電や故障の悪化を招くため、必ず専門業者にご相談ください。

 

CORONA エコキュート お問い合わせ先

 

エラーが解消しない場合や、詳細な原因・対処法について問い合わせる際は、下記のコロナサービスセンターにご連絡ください。

コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)

  • フリーダイヤル: 0120-919-302
  • 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992

受付時間: 24時間・365日

インターネット修理依頼:

その他お問い合わせ:

  • コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)

エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。

ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。

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