エラー対処法
2025.07.14コロナエコキュート エラーコード「C02」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート エラーコード「C02」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「C02」は、**「湯はり中に、浴槽に残り湯を検知した」**ことを示しています。これは、湯はりを開始しようとした際に、すでに浴槽内にお湯(または水)が残っていることをエコキュートが感知したために発生するエラーです。
考えられる原因
- 浴槽に残り湯がある状態での湯はり開始: 最も一般的な原因です。前回の入浴後のお湯が残っているのに、再度湯はりを開始しようとした場合に発生します。
- 水位センサーの誤作動: 浴槽の水位を検知するセンサーに一時的な不具合が生じ、実際には残り湯がなくても「ある」と誤って判断している可能性があります。これは、センサーの汚れや、非常にまれですが本体の故障による場合もあります。
- 浴槽排水栓の閉め忘れ: 稀に、湯はり開始前に排水栓を閉め忘れており、湯張りが始まってすぐにエラーが出るケースもあります。この場合、実際には水が抜けているにも関わらず、一時的に水位が上がったと誤検知することがあります。
対処法
C02エラーが表示された場合、まずは以下の対処法を試してみてください。
- 浴槽の残り湯を完全に排水する:
- 浴槽に水やお湯が残っている場合は、すべて排水してください。
- 排水後、浴槽の底や排水口付近に水が溜まっていないか確認し、拭き取ってください。
- 浴槽の排水栓をしっかり閉める:
- 湯はりを始める前に、浴槽の排水栓が確実に閉じていることを確認してください。
- 再度湯はり運転を開始する:
- 残り湯を完全に排水し、排水栓を閉めたことを確認したら、リモコンで再度湯はり運転を開始してください。
それでもエラーが解消しない場合
上記の対処を行ってもエラー「C02」が解消しない場合、以下の可能性が考えられます。
- 水位センサーの不具合・故障:
- センサー自体が汚れている、または故障している可能性があります。センサーの清掃は専門的な知識が必要な場合があるため、ご自身で無理に行わないでください。
- 基板の故障:
- 非常に稀ですが、エコキュート内部の制御基板に不具合が生じ、水位の検知が正常に行われないことがあります。
これらの場合は、ご自身での修理は困難なため、お買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して点検・修理を依頼してください。
専門業者への連絡時に伝えること
- エラーコード「C02」が表示されていること
- エラーが表示された状況(いつから、どのような時に、湯はり開始時かなど)
- ご使用のエコキュートの型番
- 設置時期
- 試した対処法とその結果(例:「残り湯を排水し、栓を確認して再起動したが改善しなかった」など)
その他
- 使用年数: エコキュートの設置から長期間(10年以上)経過している場合、経年劣化による部品の故障も考えられます。修理費用が高額になる場合は、買い替えも検討する時期かもしれません。
- 保証期間: 保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書を確認してください。
エラーコード「C02」は、多くの場合、残り湯の排水忘れが原因ですが、解消しない場合は放置せずに専門業者に相談することが大切です。ご自身での分解や修理は感電や部品の損傷のリスクがあるため、絶対に行わないでください。
CORONA エコキュート お問い合わせ先
エラーが解消しない場合や、詳細な原因・対処法について問い合わせる際は、下記のコロナサービスセンターにご連絡ください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。