CORONAエコキュート「C01」エラーコードの原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「C01」は、浴槽の排水栓の閉め忘れ、または風呂循環口の詰まりを検知した場合に表示されます。
考えられる原因
- 浴槽の排水栓が 閉まっていない: お湯を溜める際に、排水栓が完全に閉じていないため、水位が上がらず、湯はりが完了しない。
- 風呂循環口のフィルターやカバーの詰まり: 循環口にゴミや水垢などが詰まっていると、お湯の循環が悪くなり、水位センサーが正常に検知できない。
対処法
- 浴槽の排水栓を確認する:
- 排水栓がしっかりと閉じているか確認してください。
- 緩んでいる場合は、確実に閉め直してください。
- 風呂循環口の清掃を行う:
- エコキュートの取扱説明書に従い、風呂循環口のフィルターやカバーを取り外します。
- 取り外した部品にゴミや水垢が付着していないか確認し、歯ブラシなどで丁寧に清掃してください。
- 清掃後、部品を元に戻します。
- 強制解除を試みる(取扱説明書参照):
- エラー表示をリセットするために、リモコン操作で強制解除を試みてください。強制解除の方法は機種によって異なりますので、必ず取扱説明書をご確認ください。
- 再度、湯はり運転を行う:
- 上記の対処を行った後、再度湯はり運転を行い、エラーが解消されたか確認してください。
それでもエラーが解消しない場合
上記の対処を行ってもエラー「C01」が解消しない場合は、以下の可能性が考えられます。
- 水位センサーの異常: 浴槽の水位を検知するセンサーが故障している可能性があります。
- 配管の詰まり: 浴槽とエコキュート本体をつなぐ配管に詰まりが発生している可能性があります。
- 制御基板の故障: エコキュートの制御基板に異常が発生し、誤った信号を出している可能性があります。
これらの場合は、ご自身での修理は困難なため、お買い上げの販売店またはコロナサービスセンターに連絡して点検・修理を依頼してください。
その他
- 使用年数: エコキュートの設置から10年以上が経過している場合、経年劣化による部品の故障も考えられます。修理費用が高額になる場合は、買い替えも検討する時期かもしれません。
- 保証期間: 保証期間内であれば、無償で修理を受けられる可能性がありますので、保証書を確認してください。
エラーコード「C01」は比較的軽微な原因で発生することが多いですが、解消しない場合は放置せずに専門業者に相談することが大切です。