エラー対処法
2025.07.16コロナエコキュート エラーコード「C03」が表示された原因と対処法について

CORONAエコキュート エラーコード「C03」の原因と対処法
CORONAエコキュートのエラーコード「C03」は、**「貯湯量もしくは温度の不足を検知」**した場合に表示されます。これは、貯湯タンク内のお湯の量が十分でないか、設定された温度までお湯が沸き上がっていない状態を示しています。
考えられる原因
C03エラーが発生する主な原因としては、以下のものが考えられます。
- お湯の使いすぎ(湯切れ):
- 短時間で大量のお湯を使用したため、貯湯タンク内のお湯が不足し、設定温度を保てなくなっている。特に冬場や家族が多い場合によく起こります。
- 来客などでいつもより多くお湯を使った。
- 沸き上げモードの設定ミスまたは不足:
- エコキュートの沸き上げモードが「深夜のみ」などに設定されており、日中の電力消費量の多い時間帯に沸き上げが行われていない。
- 「おまかせ」設定にしていても、学習機能が実際の使用量に追いついていない。
- 沸き上げ量が少ない設定になっている(例:満タン沸き上げではなく、少なめ設定など)。
- 給水量の不足:
- 給水栓が十分に開いていない。
- 断水や水道工事などにより、給水自体が止まっている、または水圧が著しく低い。
- 給水配管が凍結している(特に冬場)。
- ヒートポンプユニットの不具合:
- ヒートポンプユニットの故障により、お湯を効率的に沸き上げることができていない。
- 冷媒ガス漏れなど、ヒートポンプの能力低下。
- 貯湯タンクの不具合:
- 貯湯タンク内部の温度センサーの故障。
- 貯湯タンクとヒートポンプユニット間の循環不良。
- その他:
- 長期間の停電後にエコキュートが再稼働したばかりの場合。
- エコキュートの設置後、初めての湯張りが正常に完了していない。
対処法
C03エラーが表示された場合、まずは以下の簡単な対処法を試してみてください。
- お湯の使用を控える・沸き上がりを待つ:
- 大量にお湯を使った直後の場合は、しばらく待つと自動で沸き増し運転が始まり、エラーが解消されることがあります。
- 沸き上げモードの確認と変更:
- リモコンで沸き上げモードを確認し、必要であれば「おまかせ」や「たっぷり」などのモードに変更するか、「強制沸き増し(満タン沸き上げ)」を行ってください。
- 特に、来客予定などでお湯の使用量が増えることが事前に分かっている場合は、事前に「満タン沸き上げ」に設定しておくのがおすすめです。
- 給水栓の確認:
- エコキュートにつながる給水栓が全開になっているか確認してください。
- 断水や水圧低下がないか、他の蛇口からも水が出るか確認してください。
- 冬場で配管凍結の恐れがある場合は、自然に解凍されるのを待つか、取扱説明書に従って対処してください(無理に熱湯をかけるのは厳禁です)。
- リモコンの強制解除/電源リセット:
- リモコンでエラーの強制解除を試みるか、エコキュートのブレーカーを一度「OFF」にして数分待ち、再度「ON」に戻してリセットしてみてください。一時的なシステムエラーが解消されることがあります。
それでもエラーが解消しない場合
上記の対処を行ってもC03エラーが解消しない場合、または頻繁に発生する場合は、エコキュート本体やヒートポンプユニットの故障、または設置工事の問題などが考えられます。
この場合は、ご自身での修理は困難であり危険も伴うため、速やかに専門業者に点検・修理を依頼してください。
CORONA エコキュート お問い合わせ先
エラーが解消しない場合や、詳細な原因・対処法について問い合わせる際は、下記のコロナサービスセンターにご連絡ください。
コロナ サービスセンター 修理受付専用ダイヤル(全国共通番号)
- フリーダイヤル: 0120-919-302
- 携帯電話・PHS (有料): 0570-550-992
受付時間: 24時間・365日
インターネット修理依頼:
その他お問い合わせ:
- コロナストアお問い合わせ窓口: 0120-567-221 (平日 9:00~17:00、土日祝日・年末年始・お盆休みを除く)
エラーコードと合わせて、ご使用のエコキュートの型番をお伝えいただくと、よりスムーズな対応が可能です。型番は通常、貯湯タンクの側面などに記載されています。
ご自身で修理を試みるのは危険な場合がありますので、専門業者にご相談いただくことを強く推奨いたします。